近くにはナシ園が多く見られます

稲城長沼

いなぎながぬま
Inaginaganuma
稲城長沼駅
稲城長沼駅北口。2018年1月7日

当駅発着の列車もあります

稲城長沼駅ホーム(奥は立川方)
写真1稲城長沼駅ホーム(奥は立川方)。2019年7月5日

稲城市内でも古くからの市街地である長沼地区に位置している稲城長沼駅は、高架上に島式ホーム2面4線を構えています。

快速停車駅で、一部の便が当駅で待ち合わせを行うほか、当駅着発となる立川方面の便が設定されています。

かわいいキャラクターがお出迎え

稲城長沼駅キャラクター「稲狐」
写真2稲城長沼駅キャラクター「稲狐(いなこ)」。2019年7月5日

駅の中をうろついていると、あちこちにキツネのキャラクターが。これは「稲狐(いなこ)」といい、「駅の宣伝担当」(掲示による)を務めているとのこと。性別は「?」だそうですが、どう見ても女の子です。

キツネさんたちこんにちは

稲城長沼駅掲示のお勧め商品
写真3稲城長沼駅掲示のお勧め商品。2019年7月5日

駅コンコース内のお勧め商品や改札口周りなど、あちこちで稲狐やその相棒のキツネさんたちが活躍しています。季節に応じて異なる表情を見せてくれるようです。

「みどりの窓口」が健在

稲城長沼駅改札口
写真4稲城長沼駅改札口。2018年1月7日

改札口は1カ所、高架下に設けられています。

自動改札機の脇にオープンカウンター式の有人改札があり、これと接する形で「みどりの窓口」が設けられているほか、指定席券売機も設置されています。南武線単独駅(他社も含め他線との接続がない駅)では「みどりの窓口」を廃止する駅が多いのですが、鹿島田および武蔵中原と並び、ここは2019年7月時点で健在です。

コンコースにはコンビニ

稲城長沼駅改札外コンコース
写真5稲城長沼駅改札外コンコース。2018年1月7日

コンコースは南北自由通路を兼ねており、これに接する形でコンビニ「ニューデイズ」が営業しています。

再開発はまだ途上

稲城長沼駅駅前
写真6稲城長沼駅駅前。2018年1月7日

駅の北側と南側にはそれぞれロータリーといえる空間が設けられていますが、恐らく稲城市の都市計画に基づいているためでしょう、なかなかスッキリした形にはならず、中途半端な状態になっています。高架化される以前からの店舗が残る一方、がらんとした空き地があるなど、まだ再開発途上の印象を受けます。

駅の外に出ると、むやみに立派な駅舎が浮いている印象を受けます。

地平時代の駅舎はコンパクト

地平駅時代の稲城長沼駅駅舎
写真7地平駅時代の稲城長沼駅駅舎。2004年9月6日

かつては地平駅でしたが、2011年から2013年にかけて高架化が行われました。

地平駅当時は2面3線から成り、上りホームにコンパクトな木造平屋建ての駅舎が接しており、下り島式ホームとの間を跨線橋が結んでいました。このほか立川方に留置線があり、これを利用して区間列車が運行されていました。

地平駅時代には売店も

地平時代の稲城長沼駅駅舎内
写真8地平時代の稲城長沼駅駅舎内。2004年9月6日

地平駅時代から「みどりの窓口」は営業されていました。当時は駅のすぐ脇に売店が営業していました。

停車列車 [2019年7月現在]

快速が停車します。

乗り場

北側から順に、1番線、2番線…となります。

  • 1-2.南武線上り 登戸、川崎方面
  • 3-4.南武線下り 府中本町、立川方面

駅名の由来

確認中。

歴史

詳細は確認中。

略年表(クリックまたはタップで開閉)
1927年(昭和2年)11月1日
南武鉄道により登戸-大丸(現在は廃止)間が開業した際、稲城長沼駅開業。
1944年(昭和19年)4月1日
南武鉄道の国有化に伴い、国有鉄道(運輸通信省)南武線の駅となります。
1976年(昭和51年)2月29日
この日かぎりで貨物営業廃止。
1987年(昭和62年)4月1日
国鉄の分割民営化に伴い、JR東日本の駅となります。
2015年(平成27年)3月1日
1番線(上り外側線)供用開始、2面4線化[1]

駅周辺

基本的には住宅地で、駅の西側には南北に商店街が伸びています。また、駅周辺はナシの名産地として知られています。

近隣の見どころ

確認中。

  1. 東日本旅客鉄道・八王子支社 プレスリリース「南武線 稲城長沼駅1番線ホームの使用を開始します (2014年12月19日)。

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