多摩川のすぐ手前に

南多摩

みなみたま
Minamitama
南多摩駅
南多摩駅駅舎(南口)。2019年7月3日

高架上に島式ホーム

南多摩駅ホーム(奥は川崎方)
写真1南多摩駅ホーム(奥は川崎方)。2019年7月3日

川崎街道に沿ってカーブを描いた先にある駅です。高架上に島式ホーム1面2線が設けられています。

高架下の改札口

南多摩駅改札口
写真2南多摩駅改札口。2019年7月3日

改札口は高架下に設けられています。有人駅ですが随分とコンパクトな造りになっており、また時間帯によって無人になるのか、オレンジ色の乗車駅証明書発行機が設置されていました。

高架下は南北自由通路になっており、改札口を出て正面左手が南口、右手が北口です。南口は地平駅だった当時に駅本屋があった側ですが、駅前の道路は細く住宅や商店がびっしりと密集しており、高架になった駅がかえって目立たなくなってしまいました。

北口は新しく整備されました

南多摩駅北口
写真3南多摩駅北口。2019年7月3日

北口は高架化に際して新しく設けられたもので、「いちょう並木通り」という名称を冠した幅広の道路に面しています。スペースにゆとりがあり、駅前にはロータリーも整備されました。

ナシのキャラクターが北口に

北口ロータリーにある「稲城なしのすけ」
写真4北口ロータリーにある「稲城なしのすけ」。2019年7月3日

稲城市はナシの産地として有名ですが、このためナシに基づいた稲城市の公式キャラクター「稲城なしのすけ」が北口ロータリーに構えていました。観光客が訪れそうな駅ではなく、南多摩駅周辺はむしろ工場地帯のイメージが強いので、なぜ当駅に設置されたのか、よくわかりません。

駅の北側には比較的規模が大きめの工場が複数立地している一方、南側には市立病院や図書館など公共サービス施設が多く設けられています。南多摩駅は多摩川のすぐ手前に位置しており、駅北西側の堤政橋を渡ると、10分ほどで西武多摩川線の是政駅に到着します。

地平駅時代はのどかでした

地平駅時代の旧南多摩駅駅舎
写真5地平駅時代の旧南多摩駅駅舎。2004年9月6日

高架化される以前は、地平に相対式ホーム2面2線が設けられており、下りホームに面して平屋の駅舎が設けられていました。駅前はひっそりと静かで、上りホームのベンチにはネコが休んでいるのをよく見かけるという、のどかな駅でした。

停車列車 [2020年5月現在]

快速は通過します。

乗り場

南側から順に、1番線、2番線となります。

  • 1.南武線下り 府中本町、立川方面
  • 2.南武線上り 武蔵小杉、川崎方面

駅名の由来

確認中。

歴史

最初は貨物駅として開業しました。1939年9月稲城長沼方面に400メートルほど移動し、多摩聖蹟口(1931年に大丸から改称)と統合、南多摩と改称しました。

略年表(クリックまたはタップで開閉)
1934年(昭和9年)10月21日
南武鉄道の大丸(現在は廃止)-是政多摩川(現在は廃止)間に、南多摩川貨物駅開業。
1939年(昭和14年)9月14日
多摩聖蹟口駅と統合して駅移転、この際に「南多摩」と駅名を変更し、旅客営業開始。
1944年(昭和19年)4月1日
南武鉄道の国有化に伴い、国有鉄道(運輸通信省)南武線の駅となります。
1956年(昭和31年)11月30日
この日限りで貨物営業廃止。
1987年(昭和62年)4月1日
国鉄の分割民営化に伴い、JR東日本の駅となります。

駅周辺

確認中。

近隣の見どころ

確認中。

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