ホームから駅舎への階段に注目
相対式ホーム2面2線が地平に設けられている駅で、下りホームに接して木造駅舎があり、上下両ホームは跨線橋で連絡しています。ホームから駅舎までは曲線を描いた階段が美しい。
東中神駅の駅舎は改築され、橋上駅舎化されています。本稿は、旧駅舎時代の写真および訪問記になっています。(2020年5月27日)
相対式ホーム2面2線が地平に設けられている駅で、下りホームに接して木造駅舎があり、上下両ホームは跨線橋で連絡しています。ホームから駅舎までは曲線を描いた階段が美しい。
橋上駅舎化が進んでいる青梅線東青梅以東のなかで、地上駅舎が残っている稀少な駅です。横長の素っ気ない駅舎ながら、脇の窓が大きめに取ってあり、改札が意外と明るいのが特徴です。格子が鮮やかなガラス窓がきれいなのですが、すぐ脇にある公衆電話ボックスが邪魔をしているのが残念です。
ホームの壁面に据え付けられている長い木のベンチには、時が止まったような感覚を呼び起こさせます。ホームの柱にある建物財産標には「昭5年7月30日」とありますが、この駅が開業したのは1942年(昭和17年)8月1日のことです。上下ホームは跨線橋で連絡していますが、この跨線橋も、駅舎にあわせたようなクラシカルなものが使われています。
駅前にはクジラが踊っていますが、これは付近でクジラの化石が発見されたためのもので、昭島や拝島にも同様のものがあります。
駅前には高層マンションや商業施設が並んでいますが、シャッターを下ろしたままになっている個人商店もあり、あまり活気は感じられませんでした。
駅の東側にある踏切を横断して北上すると、ほどなく昭和記念公園の西口に出ます。
快速系の電車が停車します。なお、週末運行の「ホリデー快速おくたま/あきがわ」は通過します。
南側から順に1番線、2番線となります。
確認中。
青梅電気鉄道によって、旧立川飛行場へのアクセス拠点として、停留場が設置されました。1944年4月1日に国有化された際、停車場に昇格しています。
確認中。
確認中。