橋上駅舎はけっこうな年代物
多摩川が形成する河岸段丘の高いところを進み、丘陵がせまってくると、車窓は新興住宅地から古くからの住宅地へと変わっていきます。やや古びた印象のある町並みが見えてくると、これまた時代を感じさせる、東青梅駅に到着します。
牛浜などに通じる古くからの橋上駅舎は、1964年3月に完成したもので、高度成長期初期の建物らしい無骨さがあり、特に駅舎の支柱には太い鉄骨がそのまま使われていました。
青梅市役所の最寄り駅ですが、駅周辺は静かで、繁華街は形成していません。落ち着いた雰囲気がありますが、それでも駅の周囲には高層マンションが出現しています。
青梅線はここから単線になります。