日向和田駅駅舎は改築され、新駅舎で営業しています。本稿は、駅舎改築前の写真および訪問記になっています。(2020年5月29日)

吉野梅郷への最寄り駅

日向和田

ひなたわだ
Hinatawada
日向和田駅
日向和田駅。2007年8月19日

ホームは単式です

日向和田駅ホーム(奥は立川方)
写真1日向和田駅ホーム(奥は立川方)。2007年8月19日

片面ホーム1面1線のみの棒線駅で、前後で大きくカーブを描いています。このため奥多摩側では、列車とホームの間にかなりの隙間ができます。。

駅に山が迫ります

日向和田駅ホーム(奥は奥多摩方)
写真2日向和田駅ホーム(奥は奥多摩方)。2007年8月19日

ホームの北側には山が迫っており、南側にのみ出口があります。

駅舎はログハウス調

日向和田駅ホーム
写真3日向和田駅ホーム。2007年8月19日

駅舎はログハウス調のもので、改札口付近は吹きさらしになっています。

山小屋のような印象

日向和田駅駅舎を斜め前から見る
写真4日向和田駅駅舎を斜め前から見る。2007年8月19日

駅舎を外側から見ると、太い丸木がどんと押し出されるように組み込まれているのが見えます。山登りの拠点駅などに見られるつくりです。

旧駅舎が残っていました

日向和田駅旧駅舎
写真5日向和田駅旧駅舎。2007年8月19日

メインの駅舎とは別に、その脇に旧駅舎が当時のままに残されています。

旧駅舎も時々使われているようです

日向和田駅旧駅舎近影
写真6日向和田駅旧駅舎近影。2007年8月19日

旧駅舎は木造平屋建、有人駅当時のものがそのまま使われていたようです。観梅のシーズンには多くの観光客が訪れるため、臨時に使用されることもあるようです。

駅はすぐ道路に面して

日向和田駅前
写真7日向和田駅前。2007年8月19日

目の前を青梅街道が通っており一定の通行量があるものの、民家はさほど多くはなく、普段は比較的静かな駅です。集落が形成されているのは多摩川の対岸です。

吉野梅郷の最寄り駅で、観梅シーズンとなる3月には大勢の人でにぎわいを見せます。

停車列車 [2020年5月現在]

大半の電車が停車します。なお、週末運行の「ホリデー快速おくたま」は通過します(観梅シーズンに臨時停車することあり)。

駅名の由来

確認中。

歴史

当初は貨物駅として開業しました。

略年表(クリックまたはタップで開閉)
1895年(明治28年)12月28日
青梅鉄道により青梅-日向和田間が開業し、日向和田駅開業。当時は貨物のみの取扱いでした。
1898年(明治31年)3月10日
旅客営業開始。
1920年(大正9年)1月1日
日向和田-二俣尾間が開業、中間駅となります。
1944年(昭和19年)4月1日
青梅電気鉄道の国有化に伴い、国有鉄道(運輸通信省)青梅線の駅となります。
1957年(昭和32年)5月31日
この日限りで貨物営業廃止。
1987年(昭和62年)4月1日
国鉄の分割民営化に伴い、JR東日本の駅となります。
2010年(平成22年)1月26日
新駅舎供用開始[1]

駅周辺

確認中。

近隣の見どころ

吉野梅郷

駅から西へ、徒歩12分。プラムポックスウイルス感染のため全木伐採、事実上休園。

  1. 東日本旅客鉄道・八王子支社 プレスリリース「青梅線 日向和田駅に新しい駅舎が誕生します! (2010年1月22日)。

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