南北に出入口
室町時代に将軍職を担った源氏義家流足利家の拠点であり、桐生と共に絹織物の産地であった足利市の玄関駅です。
駅本屋は小山行きホームに面した北側にあり、この他南側にも出入口があります。各ホームの間は跨線橋で連絡しています。
室町時代に将軍職を担った源氏義家流足利家の拠点であり、桐生と共に絹織物の産地であった足利市の玄関駅です。
駅本屋は小山行きホームに面した北側にあり、この他南側にも出入口があります。各ホームの間は跨線橋で連絡しています。
新前橋方面の2番ホームはかつて島式ホームの外側のみを使っており、旧内側線のスペースを使って跨線橋裏手に設置されたエレベーターへのアプローチが設けられています。
駅舎内はシックな装いにリニューアルされており、暖色系のレイアウトに控えめな照明を用いることで、落ち着いた雰囲気になっています。「みどりの窓口」がなく、窓口は改札業務のみとなっています。
改札口の上には「佐野 栃木 小山は改札に入ったホームです↓↓」という意味不明な掲示がありましたが、「改札を入ってすぐ(跨線橋を渡らない)」という意味でしょうか。
駅舎内には自動ドアを設けた待合室が設置されています。
駅舎は、西洋のカブトのような直線的な外枠の中に、こまごました装飾を配置するなど、硬軟双方をうまくあわせたデザインのものです。かつてはモダンな駅舎が多数あった両毛線ですが、栃木、佐野、伊勢崎などの各駅舎が消えた今となっては、現役のものとして貴重な存在です。
かつては、白いしっくいに平瓦屋根を配置し、壁面に大谷石風の石材を用いるなど、和洋折衷の趣を見せていました。また、正面の窓にはステンドグラスをはめ込み、これが動的なアクセントを醸し出していました。
かつては、駅前はやや寂れた雰囲気でしたが、2020年2月に訪問した時点では飲食店なども多く立地しており、地方都市の中核エリアとして人通りも多く見られました。
東武の足利市駅は、渡良瀬川を挟んで反対側に位置しています。
駅本屋側(北側)から順に1番線、2番線となります。
確認中。
詳細は確認中。
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駅北口から北西へ、徒歩8分。起源は不詳ですが日本最古の学校として知られており、少なくとも室町時代の関東管領、上杉憲実が書籍を寄進し、鎌倉にある円覚寺から僧を招いてその基盤を確立しています。遺構は国指定史跡。江戸時代まで学問所として維持されてきました。現在では各種建造物が保存されており、内部観覧が可能です。中でも遺蹟図書館は、和中折衷様式の建造物として一見の価値があります。420円、無休。
【Link】足利学校公式Webページ(足利市公式サイト内)
【Map】地理院地図 / Google Map / Mapion
駅東口から北西へ、徒歩10分。鎌倉時代後期の禅宗様建築の特色が見られる建造物が複数残っており、特に本堂は足利初代将軍尊氏の父である貞氏が再建した鎌倉時代末期の建築として極めて重要な存在です。拝観自由のため、境内は地元の人の散策の場としてにぎわっています。
【Link】鑁阿寺公式Webサイト
【Map】地理院地図 / Google Map / Mapion