道路の上にせり出している高架駅

浅草橋

あさくさばし Asakusabashi
浅草橋駅
▲浅草橋駅東口駅舎《2006年6月25日撮影》

STATION PROFILE

ホーム支柱のカーブは芸術的

浅草橋駅ホーム
【写真1】浅草橋駅ホーム。《2006年6月25日撮影》

隅田川右岸に設けられた、相対式ホーム2面2線から成る高架駅です。

ホームは3階にあり、古レールを多用したホーム屋根の支柱がシンプルながら美しい曲線を描いています。

西口はごく地味に

浅草橋駅西口
【写真2】浅草橋駅西口。《2006年6月25日撮影》

出口は東西に1個所ずつ設けられています。このうち東側の出口がメインで、錦糸町方面行きホームの北東側2階にあり、御茶ノ水方面行きホームとの間には連絡通路があります。御茶ノ水方面行きホーム東端からいったん階段を下り、通路を通って再び上るため、あたかも地下道を通っているような感覚になりますが、実際にはここも高架になっています。「みどりの窓口」や「びゅうプラザ」があるほか、都営地下鉄浅草線の連絡口ともなっています。

いっぽう西口は、高架下にひっそりと設けられているという雰囲気です。自動券売機と自動改札機がありますが、早朝深夜は閉鎖されます。

高架と道路の位置関係に注目

浅草橋駅高架
【写真2】浅草橋駅付近の高架。ホームが道路上空へせり出しています。《2006年6月25日撮影》

高架の北側にはさまざまな店が軒を連ねており、飲食店から雑貨屋などがひしめいています。ホームは高架からややせり出いますが、これを支える桁のアーチもなかなかすぐれたデザインになっています。

かつて遊興地区として名高かった柳橋の最寄り駅ですが、現在は人形問屋が軒を連ねる一帯として知られています。

停車列車 [2014年4月現在]

錦糸町-御茶ノ水間は、各駅停車のみの運行となっています。

乗り場

南側から順に、1番線、2番線となります。

  • 1.総武緩行線 御茶ノ水方面
  • 2.総武緩行線 錦糸町方面

駅名の由来

浅草橋は、駅の南東側、神田川が隅田川に合流する直前にかかる橋の名前です。

歴史

総武本線が、両国から御茶ノ水まで開通した際に設置された駅です。

国鉄末期の1985年11月29日には、国鉄千葉動力車労働組合のスト実施中に中核派が浅草橋駅を襲撃、駅を占拠のうえ放火するという事件が発生しています(通称「国電同時多発ゲリラ事件」)。

  • 【1932年7月1日】 開業。
  • 【1985年11月29日】 国電同時多発ゲリラ事件発生。

周辺の見どころ

確認中。

《乗り換え》東京都-浅草線

2008年1月3日(最終更新)

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