上菅谷駅の駅舎は改築されています。本稿は、駅舎改築前の写真および訪問記になっています。(2020年6月29日)

2系統の分岐駅

上菅谷

かみすがや Kamisugaya
上菅谷駅
上菅谷駅旧駅舎。2004年3月28日

駅は街の中心部近く

上菅谷駅ホーム
写真1上菅谷駅ホーム。2004年3月28日

水戸から北上してきた水郡線は、ここで北西方面へ向かう本線と、北の常陸太田方面へ向かう支線に分岐します。

駅構内は2面3線で、構内踏切で駅舎と連絡しています。

駅舎は木造平屋のクラシックなもので、正面のマンサードが軽快な雰囲気を醸し出しています。拠点駅らしく、広い駅前広場が用意されており、多くのタクシーが止まっています。

駅は那珂市の中心部に近いこともあり、まとまった乗降客があります。

乗り場

駅本屋側(東側)から順に1番線、2番線、3番線となります。

  • 1.水郡線下り 常陸太田方面/水郡線上り 水戸方面
  • 2.水郡線下り 常陸大子、郡山方面/水郡線下り 常陸太田方面
  • 3.水郡線下り 常陸太田方面/水郡線上り 水戸方面

駅名の由来

確認中。

歴史

水戸鉄道開業当初からの駅で、1927年12月1日に国有化されています。貨物営業は1982年9月30日かぎりで廃止。

略年表(クリックまたはタップで開閉)
1897年(明治30年)11月16日
開業。
2014年(平成26年)1月18日
新駅舎供用開始[1]

駅周辺

確認中。

近隣の見どころ

那珂市曲がり屋

駅下車西へ、徒歩15分。茨城県から東北地方にかけて存在していた、住居・物置・馬小屋がL字状に一体化した民家。那珂市で最後まで残っていた茅葺きの曲がり屋を移築・保存したもの。1862年の建造。見学無料。

  1. 『鉄道ピクトリアル』No.888(2014年4月号)電気車研究会、127ページ。

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