花見と製紙工場の町の駅

王子

おうじ
Ōji
王子駅
王子駅外観。2006年3月5日

ホームは京浜東北線のみ

王子駅ホームを南側から見る
写真1王子駅ホームを南側から見る。2010年4月24日

京浜東北線の中間駅で、幅の狭い島式ホーム1面2線が築堤上に設けられています。

ホームのある京浜東北線の他に、東側に新幹線、西側に中距離電車(湘南新宿ライン、上野東京ライン)の線路が通っています。

中央口で都電に接続

王子駅中央口
写真2王子駅中央口。2006年6月25日

出口は、新幹線高架下の北口、中央口、そして南口の3つがあります。

中央口は、JRの下をU字型に回る都電荒川線の乗り場近くにあり、商業施設「サンスクエア」が近接していることもあって、人の行き来が盛んです。コンコースも比較的広めで「みどりの窓口」はここにあります。

北区の中心地に位置しており、区役所などの行政機関や銀行が目立ちます。

北口は乗り継ぎ利用に便利

王子駅北口駅前
写真3王子駅北口駅前。2010年4月29日

北口は駅前にバスターミナルが広がっており、その地下には地下鉄南北線王子駅があり、乗り継ぎ利用が便利です。

南口周辺は静かな一帯

王子駅南口
写真4王子駅南口。2010年4月24日

南口は、東側に住宅や町工場が並んでいる一角に出ますが、中央口や北口とは異なり、静かな一帯です。

南口から飛鳥山へ

王子駅南口の南西側通路
写真5王子駅南口の南西側通路。2006年6月25日

南口出口から南西側に出ると、中距離電車の線路上に跨線橋が設けられており、ここから飛鳥山へ出ることができます。

江戸時代には花見の名所として知られ、近代に入ってからは貨幣製造と製紙の町として栄えてきた王子も、現在では落ち着いた雰囲気になっています。

乗り場

西側から順に1番線、2番線となります。

  • 1.京浜東北線北行 赤羽、大宮方面
  • 2.京浜東北線南行 東京、横浜方面

駅名の由来

駅からほど近いところにある、王子神社に熊野の若一王子宮を祀ってあることによる地名です。

歴史

詳細は確認中。

略年表(クリックまたはタップで開閉)
1883年(明治16年)7月28日
日本鉄道・上野-熊谷間が開通した際、王子駅開業。当初は旅客のみの取扱いでした。
1890年(明治23年)1月25日
一般駅となります。
1906年(明治39年)11月1日
日本鉄道が国有化され、官設鉄道(逓信省鉄道作業局)の駅となります。
1927年(昭和2年)12月20日
王子-下十条貨物駅(後の北王子貨物駅)間の貨物支線、王子-須賀貨物駅間の貨物支線が開業。
1971年(昭和46年)2月28日
この日限りで須賀貨物支線廃止。
1982年(昭和57年)2月14日
この日限りで貨物営業廃止。
1987年(昭和62年)4月1日
国鉄の分割民営化に伴い、JR東日本の駅となります。この際、北王子貨物支線の分岐駅が田端(操)(現・田端信号場駅)に変更。

駅周辺

確認中。

近隣の見どころ

飛鳥山公園

駅中央口または南口から南西へ、徒歩2分。東京都-荒川線:飛鳥山公園をご覧ください。

このページの先頭へ