高架上に相対式ホーム
品川駅を出た横須賀線と、大崎を出た湘南新宿ラインおよび相鉄・JR直通線は、東急大井町線下神明駅付近で合流します。なお、横須賀線は東海道新幹線と完全に並行して走っていますが、在来線は東急をアンダークロス、新幹線は湘南新宿ライン他はオーバークロスします。
実際に走行する線路は上記の通りですが、営業上(運賃計算上)は、湘南新宿ラインおよび相鉄・JR直通線も品川駅を経由している(ただし通過)という扱いになっています。
品鶴線区間唯一東京都内にある西大井駅は、横須賀線開業当時は未設置で、国鉄末期に請願駅として開業したという経緯があります。やや寒々とした感じのある相対式ホーム2面から成ります。
駅舎は地平上
駅本屋および改札は高架下東側地平にあり、高架上のホームを降りた先にある通路で連絡しています。かつては「みどりの窓口」がありましたが、現在では営業終了しています。
駅前には高層住宅
この駅正面にロータリーを備えた駅前広場が整備されており、高層住宅などが並んでいます。駅の近くにはニコンの工場が立地しています。
大井町駅との間には、路線バスが連絡しています。東急大井町線の下神明駅とは直線距離で700メートル程度の距離ですが、平行道路がなく道をいくつか曲がっていくため、土地勘がない場合は乗り継ぎには適しません。
停車列車 [2020年4月現在]
湘南新宿ラインの快速は通過します。
歴史
国鉄末期、品川区の請願駅として開業しました。
略年表(クリックまたはタップで開閉)
- 1986年(昭和61年)4月2日
- 開業。当初から旅客のみの取り扱いでした。
- 1987年(昭和62年)4月1日
- 国鉄の分割民営化に伴い、JR東日本の駅となります。