2つの市にまたがります
東海道本線と根岸線、横須賀線が合流する、交通の要衝です。駅の所在地は公式には鎌倉市となっていますが、駅の北側は横浜市栄区に入っており、駅の中を自治体の境界線が横切っています。
多数の路線および系統が行き交いますが、根岸線と東海道旅客線、横須賀線と東海道下り旅客線は立体交差化されており、このため駅の手前で列車が滞留しにくいつくりになっています。
東海道本線と根岸線、横須賀線が合流する、交通の要衝です。駅の所在地は公式には鎌倉市となっていますが、駅の北側は横浜市栄区に入っており、駅の中を自治体の境界線が横切っています。
多数の路線および系統が行き交いますが、根岸線と東海道旅客線、横須賀線と東海道下り旅客線は立体交差化されており、このため駅の手前で列車が滞留しにくいつくりになっています。
島式ホーム5面10線から成る大規模駅で、熱海方と東京方にそれぞれ橋上駅舎が設けられ、この2つがホーム上でつながっています。改札内コンコースは「アトレ大船」として、多くの商店や飲食店が入っています。
このうち熱海方の駅舎がメインとなっており、「みどりの窓口」があるほか、改札脇には駅弁「鰺の押寿司」の販売所があります。
熱海方改札からは、東口と西口の2方向の出口へ進むことができます。
東口と直結して商業施設「ルミネウィング」があるほか、古くからの商店街も健在で、新と旧が奇妙につながった景観を形成しています。また、湘南モノレール大船駅への連絡ルートにもなっています。松竹の撮影所が設置されたことで発展した地区ですが、現在は鎌倉女子大学のキャンパスとなっています。三菱電機や資生堂などの工場もあり、多様な表情を見せます。
また、大船電車区の後身にあたる鎌倉車両センターが近接しています。かつては横須賀線から分岐する形で、旧海軍工廠用地に設置された大船工場がありましたが、鎌倉総合車両センターに併合された後、2006年3月31日かぎりで廃止されています。
いっぽう西側は、やや雑然とした小商店が並んでいます。駅前をすぐ柏尾川が流れ、その対岸が丘陵になっているという、大きな発展が難しい地形になっていることが原因でしょうか。鎌倉観音へのアクセス口となっています。かつては、西口のすぐ北側に、ドリームランドへ延びるモノレールの駅があり、線路などの施設が長期間にわたって放置されていましたが、現在では撤去が進んでおり、大船駅周辺からは痕跡が姿を消しつつあります。
このほか、東京方の橋上駅舎には北口改札口があり、ここから北東方面に「笠間口」という新しい出口が新設されています。
確認中。
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「大船」の地名は、鎌倉時代の「粟船」が転じたものとされます。
東海道線開通後に開業しました。その後、横須賀線が1889年6月16日に、根岸線が1973年4月9日に開通しています。
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コメント準備中。
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駅東口から東へ徒歩12分。臨済宗建長寺派に属し、北条時頼が蘭渓道隆を招いて開山した寺で、北条泰時の墓があります。現在の伽藍はこぢんまりしていますが、堂宇はみな茅葺きで、名刹の雰囲気が漂っており、駅周辺の喧噪が嘘のように静か。梵鐘は国指定重要文化財。
【Map】OpenStreetMap / Google Map / Mapion