汽笛一声で名高い日本の鉄道発祥地の駅

新橋

しんばし Shimbashi
新橋駅
▲新橋駅東口《2003年10月22日撮影》

STATION PROFILE

東西で人の流れが変わります

新橋駅日比谷口
【写真1】新橋駅の日比谷口にはアーチ状のコンコース入口が健在で、噴水は待ち合わせ場所の定番にもなっています。《2005年6月19日撮影》

東京駅を発車した東海道線の列車(湘南電車)が、最初に停車する駅です。夜行快速「ムーンライトながら」や横須賀線も同様に停車しますが、昼間時間帯に山手線との重複区間で運転されている京浜東北線の快速電車は通過します。

メインのホームは高架上に設けられており、3面6線となっています。山手線と京浜東北線は方向別運転、東海道線は線路別運転となっており、駅の南側に自由通路が設けられています。このほか、横須賀線は地下に1面2線が用意されていますが、総武・横須賀地下駅に共通する特徴として、どうにも雰囲気が暗くなっています。

出口は南北の東西に分かれていますが、人の出入りが活発なのは「ゆりかもめ」との乗り換えが行われる汐留口(東口)で、1979年10月に完成した駅舎が高架線に接しています。地下には「しんちか」と呼ばれる地下街が広がり、地下鉄汐留駅まで連なるプロムナードを形成しています。かつては、サラリーマンが忙しく行き来するだけのくすんだ街という印象が強い一帯でしたが、汐留地区の再開発に伴い、風景が大きく変わりつつあります。

一方、北西側の烏森口は、コンコースへの出入り口がアーチ状になっており、高架下に入っている衣料品店などのテナントと駅が一体になっています。駅正面の噴水には蒸気機関車が静態保存されており、新橋駅のモニュメントとなっています。しかし、駅前周辺の雑居ビルには飲み屋やチケットショップ、消費者金融などが目立ち、どうにも活気が感じられません。内幸町付近は日本のビジネス拠点の中心となっていますが、新橋駅に近づくにしたがって、その勢いが減じていくように思えます。

停車列車 [2014年2月現在]

東海道本線

特急「踊り子」「スーパービュー踊り子」は、通過する便もあります。

  • 特急「踊り子」ほか、快速・普通 東京新橋品川

横須賀線

京浜東北線・山手線

京浜東北線は、昼間時間帯にかぎり、山手線との並行区間である田端-田町間で快速運転を行います(西日暮里、鶯谷、御徒町、神田、有楽町、新橋を通過)。

乗り場

西側から順に、1番線、2番線…となります。

  • 1.東海道本線 下り 横浜、熱海方面
  • 2.東海道本線 上り 東京方面
  • 3.京浜東北線 南行 品川、横浜方面
  • 4.山手線 外回り 品川、渋谷方面
  • 5.山手線 内回り 東京、上野方面
  • 6.京浜東北線 北行 東京、大宮方面
  • 地下1.横須賀線 下り 横浜、久里浜方面
  • 地下2.横須賀線 上り 東京、千葉方面

駅名の由来

確認中。

歴史

「鉄道唱歌」の冒頭に「汽笛一声新橋を」のフレーズが出てくるなど、日本で最初に駅が設置された地として名高い新橋ですが、現在の新橋駅は、旅客専用駅である「烏森」を前身としています。当時、旧・新橋駅(1872年10月15日開業)が東京のターミナルとなっていましたが、中央停車場(現・東京駅)の開業とともにその役割を譲り、「汐留」と改称して貨物専用駅となりました。これにあわせて、隣接する烏森駅が新橋を称するようになっています(1914年12月20日)。汐留駅は、1986年10月30日かぎりで廃止され、駅舎が建っていた跡地周辺は、国の史跡に指定されています。

  • 【1872年9月13日(新暦10月15日)】 (旧)新橋(後の汐留、現在は廃止)-品川間が開通、新橋-横浜(現、桜木町)間で本格的な鉄道営業開始。
  • 【1873年9月15日】 (旧)新橋駅にて、貨物および「客車ニテ運送スルタメ受取ル所ノ貨物」(=荷物)の扱いを開始。
  • 【1909年12月16日】 烏森からすもり-品川間開通。
  • 【1910年6月25日】 有楽町-烏森間開通、烏森駅は中間駅となります。
  • 【1914年12月20日】 東京駅開業に伴い、(旧)新橋を汐留しおどめと改称のうえ貨物営業のみの扱いとし、烏森を(新)新橋と改称。
  • 【1980年10月1日】 横須賀線の地下ホーム開業。
  • 【1986年10月31日】 この日かぎりで汐留駅廃止。
  • 【1987年4月1日】 国鉄の分割民営化に伴い、JR東日本の駅となります。

周辺の見どころ

旧新橋停車場跡

旧新橋停車場跡外観
【写真A-1】旧新橋停車場跡外観。《2006年1月13日撮影》
旧線路跡
【写真A-2】旧線路跡。《2006年1月13日撮影》

銀座口から東へ、徒歩5分。JR東日本が出資している財団法人 東日本鉄道文化財団が管理、運営しており、旧汐留駅跡地の再開発に伴って行われた発掘調査の際に出土した各種の資料をもとに、初代新橋駅の駅舎とホームを可能なかぎり復元しています。駅舎の石積みなど基礎部分を窓から覗けるようにするなど、小さな展示スペースを工夫しているのは好感が持てますが、メインホールが蒸気機関車の解説で埋め尽くされているのはいかがなものか。観覧無料、月休。 [Google Map] [Mapion]

【WebSite】http://www.ejrcf.or.jp/shinbashi/facility.html

パナソニック汐留ミュージアム

コメント準備中。 [Google Map] [Mapion]

【WebSite】http://panasonic.co.jp/es/museum/

浜離宮恩賜庭園

コメント準備中。 [Google Map] [Mapion]

【WebSite】http://teien.tokyo-park.or.jp/contents/index028.html

《乗り換え》東京地下鉄-銀座線東京都-浅草線ゆりかもめ

2014年5月3日(最終更新)

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