工場に囲まれた駅です。旅客ホームは1面1線のみのシンプルなもので、駅舎も立方体に近いコンクリートブロックの無骨なものと、ことごとく愛想に欠ける駅ではあります。駅舎に隣接して、JR貨物の事業所といった感じの事務棟がありますが、もとより列車の利用者には直接関係ありません。
線路はまだ先へと伸びており、貨物列車が頻繁に行き交っています。駅前には多少の商店があり、昭和駅周辺よりは生活臭がうかがえます。
戦前はこの一帯は扇島とも呼ばれ、干潟があり潮干狩りや海水浴が楽しめたといいますが、今となっては見る影もありません。