新ルート開業と再開発で大変貌

大崎

おおさき
Ōsaki
大崎駅
大崎駅西口。2003年6月14日

複数系統が集まる

大崎駅1・2番ホーム
写真1大崎駅1・2番ホーム。2016年3月5日

山手線の電車は、品川からUの字をぐるりと時計回りに進み、大崎駅へ至ります。また、南方面から進んできた湘南新宿ラインおよび相鉄・JR直通線の列車は、りんかい線を飲み込む形で旧蛇窪信号場(現在は大崎駅構内扱い)を通って、大崎駅に入ります。複数の系統が集中する、重要な駅といえます。

島式ホームが4つ

大崎駅4番ホーム
写真2大崎駅4番ホーム。2016年3月5日

島式ホーム2面4線から成る地平駅です。山手線が島式2面4線、埼京線・湘南新宿ライン・相鉄・JR直通線が島式2面4線で、この両者の間に留置線が設けられています。環状運転を行う山手線が島式2面4線というのは珍しいのですが、これは当駅南側に山手線の列車を扱う車両基地があるためで、山手線の列車に大崎着発の便が設定されているのもこのためです。

橋上駅舎が大きく広がる

大崎駅ホームを橋上駅舎から見る
写真3大崎駅ホームを橋上駅舎から見る。右側が山手線ホーム。2006年5月5日

橋上駅舎は2003年2月に開業したもので、東西自由通路が北側と南側にそれぞれ設けられ、山手線ホームの上にこの両者を結ぶ2階部分が伸びています。

山手線ホームの上にエキナカ施設が

大崎駅エキナカ施設「Dila大崎」
写真4大崎駅エキナカ施設「Dila大崎」。2016年3月5日

山手線の上の部分にはエキナカ施設「Dila大崎」があり、各種ショップや飲食店が入っています。

北側コンコースはホーム全体を覆う

大崎駅コンコース内
写真5大崎駅コンコース内。2016年3月5日

北側コンコースはホーム全体を覆う形になっており、スペース的にも余裕があります。

北改札周辺は採光がよい

大崎駅北改札口
写真6大崎駅北改札口。2006年5月5日

北改札周辺の屋根はゆったりした曲線を描いており、採光がよいため明るいいっぽう、夏はかなり暑くなります。

東西で景観が変わります

大崎駅外観
写真7大崎駅外観。2006年5月5日

駅の東口にはかつて工場が立ち並んでいましたが、1980年代後半以降に再開発が進められ、多くの高層ビルが駅に直結しています。「ゲートシティ大崎」や「大崎ニューシティ」には大企業のオフィスが多数入居しています。

西口には昔からの市街地が広がっており、駅の入口も先頭写真のようにコンパクトなものとなっていますが、こちらにも「シンクパーク」など大きなビルが建つようになりました。

停車列車

確認中。

乗り場

東側から順に、1番線、2番線…となります。

  • 1-2.山手線内回り 品川、東京方面
  • 3-4.山手線外回り 新宿、池袋方面
  • 5.埼京線 新宿、大宮方面/湘南新宿ライン 横浜、大船方面/相鉄・JR直通線 羽沢横浜国大、海老名方面
  • 6-7.埼京線 新宿、大宮方面/りんかい線 新木場方面
  • 8.埼京線 新宿、大宮方面/湘南新宿ライン 新宿、大宮方面/りんかい線 新木場方面

駅名の由来

確認中。

歴史

1901年2月に旅客駅として開業し、翌1902年から貨物の取扱を開始しました。

略年表(クリックまたはタップで開閉)
1885年(明治18年)3月1日
日本鉄道によって品川-新宿-赤羽間開通。この時点では駅未設置。
1901年(明治34年)2月25日
大崎駅開業。
1902年(明治35年)10月15日
貨物営業開始。
1906年(明治39年)11月1日
日本鉄道が国有化され、官設鉄道(逓信省鉄道局)の駅となります。
1929年(昭和4年)8月21日
目黒川信号場(品川-大崎間)-新鶴見-鶴見の東海道貨物支線(品鶴線)が開通。
1965年(昭和40年)7月
品鶴線起点の目黒川、山手線大崎への分岐地点にある蛇窪の両信号場が大崎駅に統合(ただし営業上は大崎駅経由とはせず)。
1980年(昭和55年)9月30日
この日限りで貨物営業廃止。
1987年(昭和62年)4月1日
国鉄の分割民営化に伴い、JR東日本の駅となります。
2001年(平成13年)12月1日
山手貨物線と品鶴線を経由して新宿方面と横浜方面を直通する、湘南新宿ラインの運転開始。
2002年(平成14年)12月1日
東京臨海高速鉄道によって天王洲アイル-大崎間が開通し、これにあわせて埼京線と相互直通運転を開始。
2003年(平成15年)2月
新駅舎供用開始。

駅周辺

確認中。

近隣の見どころ

確認中。

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