ホームの上屋は途切れ途切れ

鎌倉で有数の名刹、円覚寺の境内の一部を鉄道が接収して設置された駅です。
地平に相対式ホーム2面2線が設けられており、ホーム久里浜方に構内踏切が設けられ、上りホーム側にある駅本屋と連絡しています。木造平屋建ての駅舎はシックな雰囲気で、ゆったりとした駅前広場とマッチしています。
鎌倉で有数の名刹、円覚寺の境内の一部を鉄道が接収して設置された駅です。
地平に相対式ホーム2面2線が設けられており、ホーム久里浜方に構内踏切が設けられ、上りホーム側にある駅本屋と連絡しています。木造平屋建ての駅舎はシックな雰囲気で、ゆったりとした駅前広場とマッチしています。
駅本屋の出口のほか、下りホーム久里浜方にも改札口があります。こちらには自動改札機はありませんが、簡易Suica改札機が置かれています。このほか、下りホーム中ほどにも臨時出口がありますが、こちらは通学時間帯の学生用となっています。
ホームは比較的細く、また上屋があるところもそれほど長くありません。一方で、出口は久里浜方の端に設けられているため、人の移動がなかなかスムーズには進まない傾向があり、列車の運転間隔によっては、前の列車から降りた乗客が改札に着く前に次の電車がきてしまうこともあります。そうはいっても、緑が多い中をゆっくりと歩いて移動するのもなかなか趣深いものがあり、史跡にあふれる鎌倉観光の玄関駅らしいという見方もできるでしょう。
駅前には観光客をターゲットとした喫茶店やレストランなどが見られますが、基本的には非常に静かな一角です。
西側から順に1番線、2番線となります。
確認中。
横須賀線開通当初には駅はありませんでしたが、1927年5月、仮停車場として開設されました。時期に応じて東京鉄道局長の権限で営業するという形態をとっていましたが、1930年10月1日に正規の停車場へ格上げされています。もともと、軍部の要請で円覚寺の境内に線を通させたこともあり、同寺を含めた地元住民の要請を無視できなかったのでしょう。
確認中。
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