相対式ホーム2面2線から成る地平駅です。駅本屋は下りホーム下館方にあり、上りホームとの間はやはり下館方にある構内踏切で連絡しています。
駅舎は平屋建てのコンパクトなものですが、駅待合室には木の柱がズンと立つなど、木を多用して暖かみを出しています。業務委託駅で、平日(土曜日含む)の日中は乗車券類の販売と集改札が行われ、ワンマン列車の全ドアが開閉されます。
ホームはきれいに手入れされており、特に下りホームにある花壇には色とりどりの花が姿を見せています。上下ホームともに下館方に上屋があり、また上りホームには待合室があります。小規模駅としては設備が整っている駅だといえましょう。
駅前にはタクシーの営業所、JAの支店、アパート、農家などがあります。旧千代川村の玄関駅で「筑波サーキット」の最寄り駅ですが、駅の周辺のみが整備されているという印象で、むしろ周囲から浮いているように感じました。
宗道の地名は、駅からほど近いところにある、阿部宗任を祀った宗任神社(正しくは「むねとう」と読みます)の縁起に「天の道、人の道を行くを宗とする意味で宗道と地名を改めれば、人はすこやかに、地は栄えるようになるであろう」と告げたとされることによるといわれています。
常総鉄道が開通した際に設置された駅です。
コメント準備中。
【千代川郵便局】駅から西へ、徒歩4分。未訪。
2007年7月14日
ご意見、ご感想などは、脇坂 健までお願いいたします。
Copyright ©1999-2007 Wakisaka Ken. All Rights Reserved.