環状八号線と産業道路がクロスする交差点の直下に設けられている駅です。ふたつの主要道路の結節点付近に駅が設けられるのは珍しくありませんが、地図上ではこの駅は交差点と同一にあります。道路を整備するにあたり、まさか交差点をまたぐわけにもいかず、駅が地下化されたものです。なお、改札外の構内通路はありません。
ホームは相対式2面2線から成ります。ホームは白と冷色系をベースにしたカラーデザインで、天空橋と似ています。長らく、ホーム中ほど京急蒲田方から交差点の北西へ出るのが唯一の出口でしたが(現在の西口)、のちにホーム羽田空港方から交差点の南東へ出る東口が設けられました。
西口改札は鉄筋2階建てのビルの1階にあり、ビルにはレンタルショップなどが入っています。いっぽうの東口は、飲食店の入っている2階建ての建物の1階を間借りするような形です。いずれも改札口は地上にあり、駅員が配置されています。
駅周辺にはマンションなどが建ち並んでいます。
停車列車 [2010年10月現在]
特急以下の列車が停車します。
駅名の由来
穴守稲荷の参道に大きな鳥居があったことによるものです。
歴史
詳細は確認中。
略年表(クリックまたはタップで開閉)
- 1902年(明治35年)6月28日
- 京浜電気鉄道によって蒲田(現、京急蒲田)-穴守(初代。現在は廃止)が開通した際に設置されます。
- 1942年(昭和17年)5月1日
- 京浜電気鉄道が東京横浜電鉄および小田原急行電鉄と合併して東京急行電鉄となり、東急の駅となります。
- 1948年(昭和23年)6月1日
- 東急から京浜急行電鉄が分離独立したことに伴い、京浜急行電鉄穴守線の駅となります。
- 1988年(昭和63年)1月
- 駅を羽田空港方面に約160m移動。
- 1993年(平成5年)3月
- 駅をもとの位置に再移動[1]。
- 1997年(平成9年)11月23日
- 駅の地下化が完成[2]。
- 2002年(平成14年)11月23日
- 東口出口を開設。