新馬場駅
▲新馬場駅駅舎《2009年9月21日撮影》

新馬場駅ホーム

【写真1】新馬場駅ホーム。《2009年9月21日撮影》

北品川を出た京急線は高架に入ります。

新馬場は相対式ホーム2面2線から成る高架駅で、出口は駅の南北にそれぞれ1個所ずつ、いずれも地平に設けられています。もともと「北馬場」「南馬場」という2つの駅を統合して設けられたという経緯があり、このため普通列車しか停車しない駅にもかかわらず、ホームはかなり長くなっています。

 

新馬場駅南口

【写真2】新馬場駅南口。《2009年9月21日撮影》

駅の北口はホーム品川方の端から階段をおりてすぐのところにあり、出口は第一京浜に面しています。また、改札を出て右手には京急が運営するビジネスホテルがあります。

いっぽう駅の南口は、ホームを降りてからしばらく進んだところに改札口があり、さらに道路までは少し歩くことになります。これは、もともと南馬場駅があった位置に改札を置いたためと思われます。

駅の真下を目黒川と山手通りが横断しています。駅の周辺には住宅が密集しています。

 

停車列車 [2009年10月現在]

普通列車のみが停車します。

乗り場

東側から順に、1番線、2番線となっています。

駅名の由来

名前のとおり、駅周辺に馬場があったことに由来します。

歴史

目黒川をはさんで存在していた北馬場、南馬場の両駅を統合して設けられた駅です。公式に開業したのは1976年10月15日ですが、実際には下り線の高架線が供用開始した1975年8月27日には現在のホームと出入口が使われるようになり、書類上は2つの駅のままながら、実態としては下り線については1つの駅となりました。営業上は「きたばんば・みなみばんば」というアナウンスや駅名標表示を用いるなど、苦肉の策が取られていました[1]

なお、統合前の北馬場、南馬場の両駅は、京浜電気鉄道が開通した1904年5月8日に設置されました。

周辺の見どころ

コメント準備中。


  1. 『鉄道ピクトリアル』No.314(1975年12月号)、電気車研究会、79頁および93頁。

2003年7月27日
2008年4月21日、加筆修正
2009年10月8日、写真を追加のうえ加筆修正

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