商店街の北側にある地下駅

幡ヶ谷

はたがや Hatagaya
幡ヶ谷駅
▲幡ヶ谷駅入口《2006年10月22日撮影》

STATION PROFILE

地下に相対式ホーム

幡ヶ谷駅ホーム
【写真1】幡ヶ谷駅ホーム。《2004年11月2日撮影》

京王新線にのみ駅が設けられている、雑多な商店街に囲まれた中にある地下駅です。

ホームは相対式2面2線が地下2階にあり、その上に地下コンコースが設けられています。乗降客がさほど多い駅ではありませんが、急行以下、京王新線を走るすべての列車が停車します。これは、京王新線内では平行ダイヤとするためになされているのでしょう。

京王新線開業時に地下化されましたが、旧地上線の跡地は遊歩道となって残っています。ただし、地上駅の痕跡は特にうかがえません。

京王新線は、幡ヶ谷の西側で甲州街道(国道20号線)から南に離れて京王線の下側に移り、次の笹塚で合流していきます。

停車列車 [2014年5月現在]

京王新線を走る全列車が停車します。京王線には乗り場はありません。

  • 急行・区間急行・快速・各停 初台幡ヶ谷笹塚

乗り場

南側から順に、1番線、2番線となります。

  • 1.京王新線下り 笹塚方面
  • 2.京王新線上り 新線新宿方面

駅名の由来

後三年の役の後、源義家が上洛し、その途上、白旗を洗ったという「旗洗池」に由来します。この池は、昭和38年に埋め立てられ、その旗は金王八幡宮の社宝となっているといいます[1]

歴史

京王電気軌道が代々幡(幡ヶ谷本町→幡代と改称、1945年廃止)まで延伸されたのちに開業しました。1978年の京王新線開業の際、新線側に新しいホームが作られ、従来の地上線は遊歩道となりました。

  • 【1913年11月11日】 開業。
  • 【1944年5月31日】 京王電気軌道が東京急行電鉄に合併、同社の駅となります。
  • 【1948年6月1日】 東急から京王帝都電鉄分離発足、同社の駅となります。
  • 【1978年10月30日】 京王新線開通に伴い、新線上の地下駅に移転。

周辺の見どころ

確認中。


  1. 渋谷区Webページ「地名の由来」(2014年10月6日確認)。
2014年10月6日(最終更新)

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