小さな島式ホームが地平に

上北沢

かみきたざわ Kamikitazawa
上北沢駅
▲上北沢駅《2003年4月14日撮影》

STATION PROFILE

隣の駅がホームから見えます

上北沢駅ホーム
【写真1】上北沢駅ホーム。《2011年4月17日撮影》

上北沢駅は、桜上水とは0.8キロ、八幡山とは0.6キロしか離れておらず、この区間がほぼ直線になっていることもあって、駅を出るとすぐに次の駅に着くような感覚になります。京王線系統で各停しか停車しない駅は6つしかないのですが、その1つになっているのも致し方ないでしょう。

島式ホーム1面2線から成る駅で、改札は地下に設けられており、駅の南北にそれぞれ出口があります。

駅前広場と呼べるものはなく、特に北口を出るとすぐ商店街の真ん中に出ます。

停車列車 [2014年5月現在]

各停のみが停車します。

乗り場

南側から順に、1番線、2番線となります。

  • 1.京王線下り 調布、京王八王子方面
  • 2.京王線上り 明大前、新宿方面

駅名の由来

下北沢と同様、沢の多かった地帯のうち上に位置することからと思われますが、詳細は未確認。

歴史

京王電気軌道開業時に設置された駅。上北沢駅として開業後、1917年に一時「北沢」と改称されますが、1937年5月1日に再び「上北沢」に戻っています。

  • 【1913年4月15日】 京王電気軌道によって笹塚-調布間が開業した際、上北沢駅開業。
  • 【1917年】 駅名を「北沢」に改称。
  • 【1937年5月1日】 駅名を「上北沢」に再改称。
  • 【1944年5月31日】 京王電気軌道が東京急行電鉄に合併、同社の駅となります。
  • 【1948年6月1日】 東急から京王帝都電鉄分離発足、同社の駅となります。

周辺の見どころ

賀川豊彦記念・松澤資料館

駅南東へ徒歩3分。積極的な人道支援活動を行いつつ、世界連邦建設運動や協同組合運動に精力的に取り組んだ牧師、賀川豊彦の資料を展示。

2014年10月8日(最終更新)

このページの先頭へ