小規模な商店街の中にひっそりと

柴崎

しばさき Shibasaki
柴崎駅
▲柴崎駅駅舎《2003年4月13日撮影》

 京王線で数少なくなった地平駅

柴崎駅上り出口
【写真1】柴崎駅上り出口。《2003年4月13日撮影》

小規模な商店街の中にある、相対式ホーム2面2線から成る地平駅です。京王の駅は2010年前後から急速に橋上駅舎化が進みましたが、ここ柴崎は両ホームの新宿方地平に別々の改札口を用意していたため、スロープ併設によってバリアフリー化が完了しています。なお、駅係員は下りホーム側にのみおり、上りホーム側改札口からはインターフォンで呼び出すことができます。なお、両ホームの間は地下通路(階段のみ)で連絡しています。

駅の調布方には屋根がなく、春になるとサクラがきれいな花を咲かせます。

駅前広場と呼べるものはまったくなく、出口がそのまま道路に面しているという点で、千歳烏山と似ています。この道路も狭く、駅前に路線バスが乗り入れることができないため、駅周辺には路線バスの便はありません。もっとも、東西方向では京王線の駅間隔が短いためバスの必要性に乏しく、南北方向ではやはり道路がなく需要も小さいことから、そもそもバスを走らせる必要がないともいえそうです。

駅のすぐ脇を南北に通る道路沿いに商店街が形成されています。チェーン店などは皆無で、個人経営の飲食店などが軒を連ねています。最近では、地味ながらラーメン屋が多く出店しています。

なお、柴崎駅の所在地は「菊野台」です。「柴崎」は、甲州街道(国道20号線)の北側の地域を指します。

停車列車 [2015年3月現在]

各停のみが停車します。

乗り場

南側から順に、1番線、2番線となります。

  • 1.京王線下り 調布、京王八王子方面
  • 2.京王線上り 明大前、新宿方面

駅名の由来

確認中。

歴史

京王電気軌道開業当初、甲州街道の北側に設置されました。1927年に、全線の専用軌道化の際に線路が移設され、現在の位置に移転しています。

1913年4月15日
京王電気軌道によって笹塚-調布間が開業した際、開業。
1927年12月17日
現在地に駅移転。
1944年5月31日
京王電気軌道が東京急行電鉄に合併、同社の駅となります。
1948年6月1日
東急から京王帝都電鉄分離発足、同社の駅となります。

周辺の見どころ

確認中。

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