2面4線から成る平地駅で、一部のロマンスカーと、急行・快速が停車する(ただし多摩急行は通過)。南北両側に改札口があり、古びたやや小ぶりの跨線橋が上下ホームと各改札を連絡している。
北口にはマンサード型の瀟洒な駅舎が、小田急線開業当時の雰囲気を今に伝えながら頑張っている(上掲写真)。駅舎はやや登戸方に位置している。一方南口には、シンプルな駅舎があり、こちらはやや生田方にある。はじめて下車した当時はモノレールが健在で、こちらの向ヶ丘遊園駅とは別改札になっていた。
駅周辺はちょっとした商店街になっているほか、比較的緑が多く残る住宅地を形成している。
確認中。
駅名の由来は、南東約1.2キロの地にあった遊園地に由来するが、向ヶ丘遊園は2002年3月31日かぎりで閉鎖された。
小田原線全線開通当時からの駅。開業当初は「稲田登戸」と称していたが、1955年4月1日に、隣の稲田多摩川(→登戸多摩川)とあわせて、現駅名に改称された。
南口から南西へ徒歩12分。日本各地の伝統的な宿場や民家などの建造物を移築・保存している、野外博物館。7件の国指定重要文化財をはじめとして、丘陵上に25の文化財建造物が展示されている。農機具などの各種民俗資料の展示も充実しており、川崎市が運営している。
【登戸郵便局】駅北口を北西に進み、徒歩4分。風景印あり。1992年4月13日訪問。
2004年9月4日、加筆修正
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