2010年1月現在、北初富駅周辺で大規模な工事が行われており、本ページの掲載情報は大きく変動するものと思われます。
新鎌ヶ谷から西方向へ平行して進み、国道464号線をわたった先にある北初富駅に到着します。
北総線の高架線がすぐ脇を通っています。北総線が最初に開業したのはこの北初富から小室までの区間で、北総線の電車は北初富から新京成線に乗り入れて松戸まで直通運転していました。北総線が京成高砂まで直通した今では北総側の北初富駅は廃止され、新京成の単独駅になっています。
相対式ホーム2面2線から成る地平駅で、コンパクトな橋上駅舎を備えています。出口は南北両側に通じています。国道がすぐ脇を通ってはいるものの、周辺には果樹畑や荒れ地が散在しており、住宅地が駅前からびっしり並んでいたり郊外型大規模商業施設が隣接していたりする駅が多い新京成線各駅の中では、異色の存在です。それを示すように、乗降客数は新京成線内で最低になっています[1]。
初富および新鎌ヶ谷と同様、高架化工事が行われており、近いうちに大きく変わる駅です。
歴史
一時は北総線との接続駅として機能していましたが、現在では単独駅に戻っています。
- 1955年4月21日
- 鎌ヶ谷初富(現、初富)-松戸間が開業した際、北初富駅開業。
- 1979年3月9日
- 北総開発鉄道(現、北総鉄道)北総線の北初富-小室間が開業、同線との接続駅になります。
- 1991年3月31日
- 北総開発鉄道北総・公団線(現、北総線)の京成高砂-新鎌ヶ谷間が開業、同線の北初富-新鎌ヶ谷間は支線として残ります。
- 1992年7月8日
- 新京成線の新鎌ヶ谷駅が開業、これに伴い北総開発鉄道北総・公団線(現、北総線)の北初富-新鎌ヶ谷間が廃止され、接続駅の機能が新鎌ヶ谷に移ります。
- 2014年2月23日
- 高架化工事に伴い、駅移設[1]。