相対式ホーム2面2線から成る地平駅です。駅本屋は京成津田沼方面行きホームに接した地平にあり、改札口への出口はホームから少し角度をつけた位置にあります。松戸方面行きホームとの間は跨線橋で連絡しています。
駅の改札を出ると、正面には売店、その両脇には店舗が立地しており、駅直近の道路からは、あえて駅を目立たなくさせたような状態になっています。このため路線バスなどが入ることもかなわず、駅はなんとも窮屈な状態になっています。なお、駅直近の道路沿いには、マンションが多く建っています。
この先の北習志野まではごく近く、駅間距離はわずか0.7kmです。なお、次の北習志野ともども、駅は船橋市内にあり、習志野市内にはありません。これは、駅名の問題というよりも、準広域名称を用いた習志野市の名称に問題ありとすべきでしょう。
北側から順に、1番線、2番線となります。
もともと「習志野原」という名称で、現在の船橋市、習志野市、八千代市にまたがる地域を指しており、駅名はこの地域の中央部だったことによります。
なお、習志野の名称は、陸軍大演習の際に明治天皇がこの地域を「習志野原」と命名したことによるという説があります[1]が、明確な裏付けは確認できていません。
駅から南東へ、徒歩10分。陸上自衛隊習志野駐屯地の向かいにあります。公園内併設の郷土資料館は、月休、無料。
2010年1月21日