新京成線の線路は、初富から北へ進んだところでぐっと向きを西に変え、北総線の高架に平行するようになり、ほどなく新鎌ヶ谷駅に到着します。
新京成線、北総線、東武野田線の結節点となる駅です。改札内エリアは別々になっていますが駅の管理は北総鉄道に委託されており、新京成と北総の改札口は同じ場所に設けられ、要員も北総側が担当しています。このため、駅出入り口付近の案内では、北総と新京成が併記されています。なお、東武野田線の駅は少し離れており、こちらは改札の外に出て乗り換えることになりますが、北総の高架下に通路が設けられているため、雨天でも傘を差さずに乗り換えることができます。
新鎌ヶ谷駅のホームは、北総線が高架になっているいっぽうで、古くから走っている新京成線は地平にあり、島式ホーム1面2線から成ります。ホームからは階段を下りて津田沼方面行きの線路下をくぐり、北総線の高架下通路に合流して出口にいたります。
新京成線と北総線の間には、中間改札があります。この中間改札には、自動改札機が5基設置されています。出口にある新京成線の改札機は3基なので、乗り換え需要の多さがうかがえると見るか、単なるスペースの都合と見るべきか。
初富から新鎌ヶ谷を経て北初富へいたる区間は、2010年現在地平になっていますが、高架化される予定で、北総線との間のスペースで高架線が姿を見せ始めています。
乗り場
北側から順に、1番線、2番線となります。
- 1.新京成線 新津田沼、京成津田沼方面
- 2.新京成線 八柱、松戸方面
駅名の由来
特記事項なし。
歴史
北初富にかわり、北総線との接続駅として設置されました。
- 【1955年4月21日】 鎌ヶ谷初富(現、初富)-松戸が開業、このときには駅未設置。
- 【1979年3月9日】 北総開発鉄道(現、北総鉄道)北総線の北初富-小室が開業、新京成線と平行しますが、新京成線には駅未設置。
- 【1992年7月8日】 「新鎌ヶ谷」駅が開業。あわせて、北総開発鉄道北総・公団線(現、北総線)の北初富-新鎌ヶ谷は廃止され、接続駅の機能が北初富から新鎌ヶ谷に移ります。
周辺の見どころ
確認中。