京成津田沼を出た新京成電車は京成線からすぐに分岐して右へ急カーブを描いて東へ向きを変え、JR総武本線をオーバークロスしてから今度は大きく西へと向きを変え、新津田沼駅に着きます。この区間はカーブが非常に多い新京成線のなかでも特に屈曲が激しい区間で、地図を見ると逆向きのS字になっており、列車は線路をきしませながら低速で運転することを余儀なくされています。
ホームは相対式2面2線が地平に設けられており、橋上駅舎上に改札口が1個所、出口が南北に向かうという構成になっています。
JR津田沼駅近くに広がる繁華街の中にある駅で、大きな駅ビルが建っています。また駅の北側には津田沼でも最大規模となる大規模商業施設(イオン)が立地するほか、南側(イトーヨーカドー)から西側(ミーナ)にかけてもさまざまな店舗がぎっしり立ち並んでいます。もともと津田沼は全国的にも有数の商業施設激戦区として名高く、それはここ新津田沼駅とJR津田沼駅との間の区間が中心になっています。
また、新京成線とJR総武本線との連絡駅ともなっています。ただし、距離はそう離れてはいないものの、乗り換えにはいったん外に出て道路上を歩く必要があり、あまり便がよいとはいえません。新京成線がJR総武線と直交する線形ならば乗り換えも楽だったのでしょうが、新津田沼駅周辺が一大商業地域である現状では、路線の付け替えといった大幅な改造は望み薄でしょう。新京成もJRも橋上駅舎ですし、せめて両改札をペデストリアンデッキで連結すれば、人の流れを道路から分離することで安全な往来が可能になると思うのですが。
乗り場
南側から順に、1番線、2番線となります。
- 1.新京成線 京成津田沼方面
- 2.新京成線 新鎌ヶ谷、松戸方面
駅名の由来
特記事項なし。
歴史
実に3回にもわたって移転を重ねており、非常に複雑な歴史をたどっています。詳細は確認中。
- 【1947年12月27日】 開業。
周辺の見どころ
確認中。