津田沼方面からみて五香の手前あたりから、新京成線の線路は反時計回りに半円を描くようなルートになっています。その半円の中心からみて、五香から90度ほど進んだところにあるのが、常盤平駅です。駅名のとおり、南側に広がる常盤平団地の玄関口になっている駅ですが、乗降客数では隣接する五香や八柱を下回っています。なお「常磐平」という表記を散見しますが、これは誤りです。
島式ホーム1面2線から成る橋上駅舎で、コンコース内には店舗がいくつか入っています。出口は南口と北口に分かれていますが、このうち南口は駅に接した高層住宅と直結しています。
駅南口に広がる常盤平団地は、日本住宅公団によって開発された住宅団地ですが、開発された時期が早かったこともあって街路樹がよく育っており、区画にも比較的ゆとりがあることから、駅から近いにもかかわらず静かな環境が残っています。駅の周辺にはスーパーマーケットなども立地しており、日常生活の便も悪くありません。その一方で、老朽化した高層住宅が荒れた状態で残っているところがあるのも事実です。
いっぽうの北口は住宅開発の規模が比較的小さく、金ヶ作地域にはまだ緑が多く残っています。
北側から順に、1番線、2番線となります。
現駅名の由来となっている「常盤平団地」の名称は、1959年12月に松戸市が団地名を公募した際に採用されたものです[1]。
確認中。
2010年1月29日