大船駅を出たモノレールは、しばらく大船の市街地を左手に見ながら進みますが、ほどなく右へとカーブを描いて横須賀線をオーバークロスし、最初の停車駅である富士見町駅に到着します。
富士見町駅では列車交換が可能で、ホームは高架上の相対式2面2線となっています。上下ホームは完全に分離されており、下りホームは大船側のホーム端、上りホームは中ほどやや大船側から、いずれも階段を通って直下の道路脇へ通じる形になっています。エスカレータやエレベータ等は設置されていません。
係員詰所などはいっさいない無人駅で、自動券売機と乗車券発行機が設置されているのみです。
駅の周辺には、住宅と工場が混在しています。このあたりはまだ平坦で起伏は大きくありませんが、この先でしだいに勾配が急になっていきます。
住居表示以前の地名である「富士見町」から取られた駅名で、現在でも一帯を指す呼称として定着しています。なお、現在の住所は「台」。
大船から西鎌倉までの区間が開通した際に設置された駅です。
特になし。
【鎌倉台郵便局】駅から南へ、徒歩2分。未訪。
2006年9月5日
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