浅草を出たTXは国際通りに沿って北上、日比谷線三ノ輪橋付近で日比谷線および常磐線と平行して進み、南千住駅にいたります。
改札口は高架下に設けられており、JR常磐快速線と道路を挟んで向かいになっています。このため、地平コンコースを脇から見ると、高架駅のように思えます。しかしこの高架を走っているのはJR常磐快速線で、TXの線路は地下を通っています。デザインコンセプトは「21世紀の流れ」で、流れや風をイメージした曲線をデザインのベースにしています[1]。
ホームはコンコース直下の地下1階に、相対式2面2線が設けられています。
ひとつ先の北千住が大きなターミナルとなっていますが、この駅でもJR常磐快速線および地下鉄日比谷線との乗り換えは可能です。
この南千住から北千住までは、JR常磐線が完全に平行しているため、つくばエクスプレス建設工事の際には、常磐線の移設工事がなんと11回にもわたって行われました[2]。新線建設にあたって他社の路線にここまで大きな影響を与える例は非常に珍しいといえましょう。
停車列車 [2010年2月現在]
全列車が停車します。
乗り場
西側から順に、1番線、2番線となります。
- 1.下り 守谷、つくば方面
- 2.上り 秋葉原方面
駅名の由来
JR東日本-常磐線を参照のこと。
歴史
- 【2005年8月24日】 開業。
周辺の見どころ
確認中。
- つくばエクスプレス公式Webサイト(2010年■月■日確認)
- 大野賢二「JR東日本 つくばエクスプレス建設に伴う 常磐線南千住-北千住間改良工事」『鉄道ピクトリアル』電気車研究会、No.770(2006年1月号)、61-63ページ。