流山おおたかの森

つくばエクスプレスと東武野田線が交差する位置に設けられた駅です。つくばエクスプレス開通前、東武野田線側には駅が設置されておらず、このため開発が進んでいなかった地域ですが、駅の設置以来周辺の景観が一変することになりました。

地平を走る東武野田線をオーバークロスするため、つくばエクスプレスと共用しているコンコースが2階に、つくばエクスプレスのホームが高架上の3階にあります。ホームは島式2面4線で、緩急接続が可能になっています。

駅舎内にはショッピングセンター「TXグランドアベニュー」が2フロアにわたって設置されているほか、駅の南側には「流山おおたかの森S・C」、東側には「ライフガーデン流山おおたかの森」が開業するなど、商業施設の集中拠点となりました。高層マンションの建設も加速しており、かつては畑や林が散在していた周囲の景観は大変貌を遂げています。

駅名「流山おおたかの森」は、実在する森林名を使ったものではありませんが、駅周辺に建ちはじめたマンションや商店などの名称に「おおたか」「森」などを含んだものが使われるようになり、新しい地名として定着する可能性もあります。