板荷
いたが
Itaga

板荷駅

 島式ホーム1面2線から成る駅で、新鹿沼と下今市の間の駅としては唯一の中間駅です。駅の東側に駅本屋があり、東武日光方にある跨線橋で連絡しています。駅舎の背後には、切り立った山が荒々しい姿を見せています。

 駅舎は木造の古いものですが、大きく改修されており、古さを感じさせません。正面からみるとごくオーソドックスな切妻屋根にしか見えませんが、ずいぶん天井が高いうえ、表側の傾斜が緩やかで裏側の傾斜が急になっていますが、このように傾斜角に差をつけているのは、雪国以外ではあまり見られません。

板荷駅ホーム

おそろしく幅の広いホームは、中側線を廃して2つのホームを統合した結果だと思われます。《2005年9月18日撮影》

 板荷駅のホームはずいぶんと幅が広くなっています。中央部分には古くから変わっていないと思われる植え込みがありますが、その周囲はコンクリートの蓋状になった新しいもので、屋根も拡幅部分には設けられていません。これは、かつて島式ホームとその外の側線、しめて1面4線が利用されていたところ、列車の通過待避が行われなくなった結果、ホームに接している2線を廃止して外側の2線を存続させたためと思われます。ホームの端から東武日光方面と東武動物公園方面を見ると、それぞれ切断された2筋のレールが今なお残っており、中2線がメインだった時代をうかがわせます。

 ホーム上には「203.490米」と書かれた標柱があり、足尾山地の谷間に位置しているこの駅は、関東地方に別れを告げているともいえましょう。

板荷駅ホームの標柱

板荷あたりまでくると、関東平野もそろそろ終わりといえます。《2005年9月18日撮影》

 駅前には広場が整備され、周辺には製材工場が数軒建っていますが、なんとも寂しい雰囲気です。板荷という地名から、古くから木材加工と流通が中心だったことがうかがえます。

駅名の由来

 コメント準備中。

歴史

 特記事項なし。

周辺の見どころ

 特になし。

(駅周辺には郵便局なし)

2005年10月11日

ご意見、ご感想などは、脇坂 健までお願いいたします。
Copyright ©1999-2007 Wakisaka Ken. All Rights Reserved.