今市市南部にある、島式ホーム1面2線から成る駅で、西側にある駅本屋とは跨線橋で結ばれています。
駅舎は、東武鉄道開業当初の面影をよく伝えるもので、新建材などによる改修も行われておらず、板張りが露出した古典的なスタイルです。駅舎の造形は隣の板荷とよく似ていますが、屋根はスタンダードな切妻になっており、この部分のみ漆喰が施されています。
今市市南部にある、島式ホーム1面2線から成る駅で、西側にある駅本屋とは跨線橋で結ばれています。
駅舎は、東武鉄道開業当初の面影をよく伝えるもので、新建材などによる改修も行われておらず、板張りが露出した古典的なスタイルです。駅舎の造形は隣の板荷とよく似ていますが、屋根はスタンダードな切妻になっており、この部分のみ漆喰が施されています。
駅舎の南側をぐるりと取り巻くトタンの庇が、下小代駅のトレードマークといえましょうか。玄関部分の三角屋根は昭和初期の駅舎に典型的なスタイルですが、これだけしっかりした庇を備えている駅は決して多くはなく、中間の小駅の中では比較的大きい駅舎だったと思われます。東武に残る古典的木造駅舎では、小規模の代表が楡木、中規模の代表が下小代となりましょうか。
外観もさることながら、駅舎の内部も古いものがそのまま使われています。待合室がゆったりしていて大きく、同世代駅舎の楡木あたりとはひとまわりスケールが違います。かつてこの駅が相当数の乗客をさばいていたことを示すのでしょうか。
ホームはごく単純な島式1面2線ですが、かつて西側にもう1面1線があった名残があり、ホーム跡がそのまま残っています。島式ホームには簡素な待合室があります。
下小代以北では、東武日光線は杉並木街道に沿って進みます。また、地元に密着した蕎麦屋が点在するようになるので、時間があるときには各駅ごとに蕎麦屋巡りをしてみるのもよいでしょう。
駅から少し離れたところには住宅団地「グランドパーク」が造成されており、至近距離に中学校があるなど、人口は決して少なくありませんが、駅前にはごく小さな商店が1軒あるのみで、山間の小駅のような雰囲気さえあります。この駅で降りてどこへ行ったらよいのか、という気になるのは、山が迫っていることもあるのでしょうが。JR日光線の文挟駅までは2km足らずです。
2005年10月現在、この老駅舎もご多分に漏れず改築の計画がありますが、地元有志の会「小代の会 ~木造駅舎とともに~」による保存運動が展開されています。
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