佐野駅を出ると、民家と農地、荒れ地や工場などが雑然と混在した中を進み、佐野市の郊外にある堀米駅に到着します。
島式ホーム1面2線から成り、館林方に詰所があります。通常は無人駅ですが、私が下車したときには係員が配置されていました。
地下道は東西に通じており、駅舎はありません。東口には、かつて駅舎があったと思われる痕跡があり、その周囲には貨物扱いスペースと思われる空間が広がっていますが、現在では駅前に煙草屋があり、その先に農家が並ぶのみで、がらんとした空間は寂しさを喚起するのみです。広場の脇には、鉄道開通記念碑が建っています。
いっぽう西口は、きれいに整備されたロータリーの脇にあり、比較的新しい住宅が駅周辺に多く並んでいます。古くからの農村地帯という雰囲気が濃い東口とは異なり、明るい雰囲気です。
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1894年3月に吉水駅として開業しましたが、のちに1915年2月1日に葛生方に新駅が開業した際、吉水の駅名を譲り、堀米駅と改称しています。
駅東口から、徒歩3分。コメント準備中。
【佐野堀米西郵便局】駅西口から南へ、徒歩8分。未訪。
2005年10月17日
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