大学近くの終着駅

早稲田

わせだ
Waseda
早稲田駅
▲早稲田駅《2005年2月25日撮影》
早稲田停留場を正面より望む
【写真1】早稲田停留場を正面より望む。《2005年7月3日撮影》

都電荒川線の終点で、新目白通りの中にポツンと放り出されたような恰好になっている、やや毛色の変わった終着駅です。

基本的には、頭端式ホーム2面1線から成ります。このほか、北側線に降車専用ホームがあり、電車滞留時に利用されることがありますが、通常は1線の両面を乗降に使っています。

駅の南側には早稲田大学早稲田キャンパスがあります。早稲田駅から南西へ延びる通りは「グランド坂」と呼ばれますが、これはかつて早稲田大学のグラウンドがあったことによるもので、現在は図書館などが建っています。早稲田駅正面右手には都バスの早稲田自動車営業所がありますが、ここはかつて都電の車庫があったところで、跡地はバス営業所と都営アパートに変貌しています。

都電早稲田駅から地下鉄早稲田駅までは「大隈通り」と呼ばれる商店街の中を抜けて早稲田大学大隈講堂前へ出て、歩いて10分ほどかかりますが、道がわかりにくいため、はじめての人は時間に余裕を見ておいたほうがよいでしょう。

駅名の由来

かつてこの地域一帯が、早稲を多く栽培していたことによるものです。旧早稲田村はここから早稲田鶴巻町、牛込弁天町あたりまでの地域であったため、都電早稲田電停はその北端に位置します。なお、早稲田という地名は日本全国に見られるものです。

歴史

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周辺の見どころ

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