内装には古めかしさが残ります
外堀通り直下、地下1階に2面2線相対式ホームが設けられている、オーソドックスなスタイルの駅です。改札口は上下線の両端付近にそれぞれ1カ所ずつ、それぞれ4カ所あり、道路へと直結しています。
文部科学省などの最寄り駅で、この虎ノ門駅が霞ヶ関官庁街の南限にあたっています。南側には多数の「森ビル」をはじめ、銀行や各種企業のオフィスビルが建ち並んでおり、このためスーツ姿の利用客が多いのが特徴です。
「虎ノ門」は、江戸城右手口に、四神思想の「白虎」に対応して置かれた門に由来する地名ですが、太田道灌が「千里行くとも千里帰るは虎」と言ったという説もあります。