三越前

みつこしまえ
Mitsukoshimae
三越前駅
▲三越前駅B1出口《2005年2月22日撮影》

日本橋の北側、地下5階に設けられた、島式1面2線から成る駅です。出口は、押上方面と渋谷方面に1個所ずつあり、押上方面で銀座線と乗り換え可能です(改札外乗り換えになります)。なお、銀座線三越前駅はJR総武快速線新日本橋駅と近接していますが、半蔵門線三越前駅からはかなりの距離があります。

比較的新しい駅らしく、ホームには間接照明が多用されています。銀座線ホームが三越本館に対応したイメージであるのに対し、こちらは新館に対応させているようです。

乗り場

 1番線と2番線は、銀座線の番線に充当されています。

駅名の由来

確認中。

歴史

詳細は確認中。

周辺の見どころ

日本銀行本店

日本銀行本店
【写真A】日本銀行本店外観。《2005年2月22日撮影》

B1出口から徒歩1分。コの字型になっている本館は、辰野金吾の設計により1896年に竣工され、民間の日本人建築家によって設計された最初の国家建造物でもあります。硬い花崗岩を多用した重厚な建造物で、外観はバロック様式をベースにしているものの、内部にはいろいろな要素が多様に詰め込まれた不思議な空間になっており、異様に高い1階天井にはアンバランスを感じます。日本における近代国家が完成し、その堅牢性と永遠性を強調しているような間があります。また、従来は固く閉ざされていた旧地下倉庫も公開されており、関東大震災でもまったく損傷しなかった堅固な空間には、現金1,000億円のレプリカがあります。国指定重要文化財。このほか、日本銀行関連の多様な史料を展示した史料展示室、営業場などの見学ができます(いずれも見学には要事前予約)。無料。 [Google Map] [Mapion]

【WebSite】http://www.boj.or.jp/

貨幣博物館

貨幣博物館外観
【写真B-1】貨幣博物館外観。《2005年2月22日撮影》
貨幣博物館展示
【写真B-2】貨幣博物館展示室。《2005年2月22日撮影》

B2出口から徒歩1分。国内外のさまざまな貨幣を保存・展示しています。貨幣にかぎらず、大陸から輸入された銅銭に始まり、現在の日本銀行券にいたるまで、さまざまな種類のお金の実物を展示し、時系列で解説しています。実際に見る機会の少ない古銭のほか、かつて日常的に使用していながら現在ではすっかりご無沙汰している旧紙幣なども見ることができます。入館無料、月祝休。 [Google Map] [Mapion]

【WebSite】http://www.imes.boj.or.jp/cm/

日本橋

日本橋(1)
【写真B-1】日本橋を横から。《2005年2月22日撮影》
日本橋(2)
【写真B-2】日本橋を正面から。《2005年2月22日撮影》

B5またはB6出口からすぐ。1603年、徳川幕府が掘割にかけた橋が、いつしか日本橋と呼ばれるようになり、定着したものです。翌1604年には五街道の起点と定められ、現在も国道1号線や4号線など、多くの重要国道の起点となっています。ルネサンス様式のアーチ型石造橋が完成したのは1911年で、橋名標の「日本橋」の文字は、徳川慶喜の筆によります。現在は頭上を首都高速都心環状線が走っており、景観も台無しになっていますが、欄干の改修などによって、少しでも往年の雰囲気を取り戻そうという動きが見られます。国指定重要文化財。 [Google Map] [Mapion]

【半蔵門線】 渋谷表参道青山一丁目永田町半蔵門九段下神保町大手町三越前水天宮前清澄白河住吉錦糸町押上

《乗り換え》銀座線

2005年2月25日

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