明るいテント屋根が目を引く駅

本郷三丁目

ほんごうさんちょうめ
Hongosanchome
本郷三丁目駅
▲本郷三丁目駅駅舎《2005年5月11日撮影》

駅そのものは本郷二丁目にありますが、春日通りと本郷通りが交差する本郷三丁目交差点に隣接しているために、現在の駅名になっています。ホームは地下2階にあり、対向式2面2線から成っています。

駅改札口は地上にあり、ホームのみが地下にあるという構造ですが、この付近では線路が道路直下ではなく民有地の下を通っているため、道路上に穴のような出口があるタイプにはなっていません。開放的な駅コンコースは地平にあって通り抜けもでき、自然光がよく入るので明るいもので、2002年にリニューアルされました(11月22日完成)。赤いゲートは丸ノ内線のシンボルカラーに合わせたものです。正多角形の一部を切り取ったような形状の自動券売機スペース、直線的かつ規則的な大きい窓など斬新さを備えつつも、本郷の街によく合うものになっています。

周囲は飲食店や雑居ビルが建ち並んでおり、春日通り沿いには銀行も多い。東大本郷キャンパスの最寄り駅の1つです。都営大江戸線本郷三丁目駅との間は、地上連絡をする必要があります。

乗り場

北東側(本郷通り側)ホームが1番線です。

駅名の由来

開業当初は駅の所在地が本郷三丁目にあったことから付けられた駅名です。なお、その後住居表示実施に伴い町域が変更となり、現在地は本郷二丁目になっています。

歴史

詳細は確認中。

周辺の見どころ

東京大学本郷キャンパス

東京大学赤門
【写真A1】東京大学赤門。《2005年1月19日撮影》
東京大学大講堂
【写真A2】東京大学大講堂。《2005年1月19日撮影》

本郷三丁目交差点から北へ進み、徒歩5分。東京大学の専門課程(教養学部を除く)や各種研究所が集結しています。本郷三丁目の駅に近い位置にある赤門(写真左)は、加賀前田藩江戸屋敷の御守殿門をそのまま使っているもので、国の重要文化財に指定されています。構内には、関東大震災後に建てられた重厚な鉄筋建造物と、最近の建造物が混在しており、このため、前者の代表である大講堂(通称・安田講堂)の背景に理学部の新校舎がそびえてしまうなど、景観が大きく損なわれつつあるのが実情。正門(伊東忠太設計)や法文1・2号館、大講堂などが一括して国登録有形文化財となっており、特に大講堂前の広場はちょっとした休憩スペースとして活用されています。構内自由。 [Google Map] [Mapion]

【WebSite】http://www.u-tokyo.ac.jp/

日本基督教団本郷中央協会

本郷三丁目交差点から東へ進み、徒歩2分。1929年、米国人宣教師ボーゲルによって設計された、鉄筋コンクリート造3階建てで、礼拝堂は2階に位置しています。個人商店などが建ち並ぶ中にそびえる白亜の教会は、ちょっとした本郷の顔になっています。夏目漱石の「三四郎」に出てくる会堂は、これの前身と思われます。国登録有形文化財。 [Google Map] [Mapion]

【WebSite】http://www9.ocn.ne.jp/~hongo189/

【丸ノ内線】 池袋新大塚茗荷谷後楽園本郷三丁目御茶ノ水淡路町大手町東京銀座霞ヶ関国会議事堂前赤坂見附四ッ谷四谷三丁目新宿御苑前新宿三丁目新宿西新宿中野坂上新中野東高円寺新高円寺南阿佐ヶ谷荻窪

《乗り換え》東京都-大江戸線

2005年3月4日、加筆修正
2008年1月22日、加筆修正

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