にぎやかな商店街に囲まれて

学芸大学

がくげいだいがく
Gakugeidaigaku
学芸大学駅
学芸大学駅西口。2003-05-18

高架上に島式ホーム1面2線

学芸大学駅ホーム
写真1学芸大学駅ホーム(奥は渋谷方)。2013-11-01

高架線のまま、駒沢通りを斜めに横切っていくと、程なく学芸大学駅に到着します。

島式ホーム1面2線が設けられています。

高架化される前は、この学芸大学と、次の都立大学の間に碑文谷工場があり、渡り線が設けられていましたが、今ではその痕跡はほとんどうかがえません。

高架下に改札口

学芸大学駅西口商店街
写真2学芸大学駅西口商店街。2003-05-18

改札口は、高架化から降りた地平に1カ所設けられています。駅名となっている東京学芸大学はすでに移転しており、辛うじて、進学校として有名な東京学芸大学附属高等学校があります。

駅周辺には、東口と西口に、それぞれ商店街が形成されています。高架下の東西自由通路が、商店街をうまくつなぐ形になっています。

停車列車 [2017年5月現在]

急行が停車します。

乗り場

東側から順に、1番線、2番線となります。

  • 1.東横線下り 自由が丘、横浜方面
  • 2.東横線上り 中目黒、渋谷方面

駅名の由来

駅から徒歩圏内にあった、東京学芸大学によるものです。

歴史

東京横浜電鉄開通当時からの駅です。当初は「碑文谷」と称していましたが、東京府立青山師範学校が移転してきたことを受けて1936年に「青山師範」と改称し、ついで学校名の変更とともに1943年に「第一師範」、学制改革後の1952年に「学芸大学」となりました。東京学芸大学は1964年に小金井に移転したが駅名はそのままで、1999年に利用客を対象として行ったアンケート調査では、駅名変更の支持はごく少数にとどまり、従来の駅名が存続することになりました。

略年表(クリックまたはタップで開きます)
1927年(昭和2年)8月28日
東京横浜電鉄の渋谷-丸子多摩川(2019年5月現在の多摩川)間開通に伴い、「碑文谷(ひもんや)」駅開業。
1936年(昭和11年)4月1日
駅名を「青山師範」に変更。
1943年(昭和18年)12月1日
駅名を「第一師範」に変更。
1952年(昭和27年)7月1日
駅名を「学芸大学」に変更。
1970年(昭和45年)11月
高架化。
2012年(平成30年)4月11日
高架下の商業施設「GAKUDAI KOUKASHITA」がグランドオープン[1]

駅周辺

確認中。

近隣の見どころ

碑文谷公園

駅から南西へ、徒歩5分。もとは将軍家が鷹狩りを行ったとされる公園で、ボート漕ぎができる弁天池の周囲には緑道が整備されているほか、小動物園があり、ポニーなどに乗ることもできます。

円融寺

駅から南へ、徒歩20分。平安時代に円仁が開基したと伝わる天台宗の古刹。1283年に日源上人の手により日蓮宗に改宗、1698年に江戸幕府の圧力で天台宗に復するまで続きました。唐様と和様を取り合わせた屋根が美しい本堂釈迦堂は、国指定重要文化財。

  1. 東京急行電鉄プレスリリース「東横線学芸大学駅の高架下を利用した商業施設 「GAKUDAI KOUKASHITA」がグランドオープン 」[PDF] (2012年2月23日)。

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