わたらせ渓谷鐵道

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(2004年12月27日)

【URL】 http://www.watetsu.com/

★1995年3月17日、間藤にて完乗。2014年4月8日、運動公園駅にて全駅乗降。

わたらせ渓谷線

 桐生と間藤を結ぶ44.1kmの路線で、全線単線非電化です。全列車が線内運転で、レールバスによる通常列車の運行のほか、トロッコ列車による観光客誘致も行われています。

 JR両毛線と構内を共有している桐生を出て、東武と接続している赤城を経て、大間々から先は渡良瀬川のつくった谷を縫うように走り、秩父鉄道とともに関東有数の渓谷美を楽しむことができます。水沼駅構内の温泉センターは、日帰り観光客の人気を集めています。原向から栃木県に入り、日本有数の銅山であった足尾付近には、鉱山町の雰囲気が残っています。

 足尾銅山の所有者であった古河組を中心として設立された足尾鉄道によって、1911年4月15日に下新田聯絡所(現信号場。下新田駅とは別)-大間々が開業したのが最初で、順次延長されたのち、1912年12月31日には足尾まで開業しました。1913年10月13日には、国鉄が全線を借り入れています。1914年8月25日には足尾-足尾本山(貨物駅)が延長開業し、同年11月1日には延長区間中間の間藤まで旅客営業が行われました。国鉄によって正式に買収されたのは、1918年6月1日です。

 1973年6月27日には、草木ダム建設に伴い、神土-沢入の線路が付け替えられ、中間の草木駅が廃止されました。国鉄末期には第2次特定地方交通線に選定され、1989年3月29日にわたらせ渓谷鐵道へ転換されました。この際、間藤-足尾本山は継承されず、わたらせ渓谷鐵道の未開業線(免許線)となりましたが、この免許は1998年6月2日に失効しています。

(2004年12月27日)

駅一覧

◇桐生◇下新田◇相老◇運動公園◇大間々◇上神梅◇本宿◇水沼◇花輪◇中野◇小中◇神戸◇沢入◇原向◇通洞◇足尾△間藤

(注)△は写真未掲載駅、◇は掲載準備中の駅です。

乗車履歴

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