川治温泉の玄関駅として設置された駅です。もっとも、川治温泉郷へはここから少し離れており、温泉旅館などへは送迎のバスを利用することになります。
島式ホーム1面2線から成る交換可能駅です。高架上にあり吹きさらしになっているため、冬はかなり寒いと思われます。
ホームの会津高原尾瀬口方にある階段を下りると、左手にある駅舎に着きます。
駅舎は傾斜地上にあるため、果たしてこれを何階建てと呼んでいいものやら迷いますが、ともあれ、ホームから下に降りたところにコンコースがあり、コンコースから降りたところに玄関があり、駅前広場はさらにその下になります。このため、駅前広場から列車に乗ろうとすると、かなりの階段を上ることになります。
コンコースは、ロッジのように木を多用した内装になっているため、落ち着いた空間になっています。また天井が高く、梁がむき出しになっているので、開放感もあります。
しっかりした駅前広場が整備されているものの、駅の正面には廃業した店舗跡があるのみで、駅前らしい光景はありません。
乗り場
駅本屋側から順に、1番線、2番線となります。
- 1.会津鬼怒川線下り 会津高原尾瀬口方面
- 2.会津鬼怒川線上り 新藤原方面
駅名の由来
駅近くの温泉から取られたものです。
歴史
野岩鉄道開業の際に設置された駅です。
- 【1986年10月9日】 鉄建公団野岩線(B線)が開通、野岩鉄道会津鬼怒川線の駅として開業。
周辺の見どころ
川治温泉郷
確認中。