野岩鉄道

日本鉄道建設公団の建設線だった野岩線・新藤原-会津滝ノ原(現、会津高原尾瀬口)の営業を譲受するために設立された、福島・栃木両県が主体の第3セクター企業で、東武鉄道も出資しています(本社は栃木県日光市、新藤原駅すぐ脇)。「野岩」は、下野と岩代を結ぶことから付けられています。

(2004年12月27日)

【URL】 http://www.yagan.co.jp/

★1995年2月27日、会津高原(現、会津高原尾瀬口)にて完乗。2010年5月3日、川治温泉にて全駅乗降。全駅の写真を掲載しています。

会津鬼怒川線

東武鬼怒川線の新藤原と、会津鉄道会津高原尾瀬口を結ぶ30.7kmの路線で、全線単線電化(直流1,500V)です。車両は東武鉄道と共通で運用しており、外観では東武の快速列車と区別が付きにくくなっています。

沿線には、川治温泉、湯西川温泉、三依温泉など温泉が多い一方、山間部のために人口がきわめて少なく、利用客の多くを観光需要に依存しています。全長の6割近くをトンネルが占めており眺望は期待できませんが、それでも川治湯元駅付近や湯西川温泉付近で垣間見られる光景はなかなかのものです。

1986年10月9日、当初から全線電化で開業、東武鉄道鬼怒川線の快速列車と直通運転を行っています。1990年10月に会津鉄道の会津高原-会津田島が電化されると会津田島まで直通運転を行い、2003年3月には会津鉄道から同区間の運転業務を受託しています。

(2004年12月27日)

駅一覧

新藤原龍王峡川治温泉川治湯元湯西川温泉中三依温泉上三依塩原温泉口男鹿高原会津高原尾瀬口

乗車履歴

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