パレットタウンが隣接
テレコムセンターを発車したゆりかもめは、まず北へと向きを変え、未開発の埋め立て地を見下ろしながら粛々と進み、前方に立派なビルが見えてきたところで今度は向きを東に変え、青海に到着します。これで、お台場エリアへ入ってから直角へ向きを5回変えたことになります。
東京湾岸アンダーのお台場側出口のすぐ上に立地しており、駅を外から眺めると、道路がトンネルに潜っていく上に駅が浮いているのがわかります。
北側に、大規模商業施設・パレットタウンが隣接しています。また、水上バスの接続駅ともなっていますが、お台場に設置されているゆりかもめの駅の中では、比較的地味な存在でしょう。
青海地区は、1963年から埋め立てが開始された一帯を指し、流通センターや倉庫が並ぶ一帯です。江東・港・品川の各区で帰属が争われ、自治紛争調停に付されました。現在「お台場」と呼ばれている地域は、西端の潮風公園付近を除いて、すべて江東区に所属しています。