阪急嵐山線の終着駅で、大阪方面から嵯峨野観光をする場合の玄関口となっています。ただし、戦時中に愛宕電鉄が駅前から走っていた当時の面影はなく、観光駅としてはやや地味な存在になっています。
あまり幅の広くないホームが多数並んでいますが、現在は2面3線のみが使われています。進行方向正面に2階建ての駅舎があります。
ホーム屋根には灯籠が下がっていますが、その数はひとつ隣の松尾駅よりはるかに多く、点灯時には圧巻です。この灯籠は戦時中にも金属供出を受けずに残されていたといいます。
駅前には大きなロータリーがあり、路線バスやタクシーが見られるものの、駅の周辺は特に観光地然とした雰囲気はありません。嵯峨野と称される地区は、阪急嵐山駅の北側を流れる桂川をわたった先なので、電車を降りた観光客は、嵐山公園を通って渡月橋をわたっていきます。山としての「嵐山」は駅の西側にありますが、こちらは紅葉の季節などをのぞけば軒並み静かです。
乗り場
確認中。
駅名の由来
京福電気鉄道-嵐山線:嵐山駅を参照のこと。
歴史
新京阪嵐山線が開通した際に設置された駅です。開業当初は「松尾神社前」と称しましたが、1948年1月1日に「松尾」と改称されました。
- 【1928年11月9日】 開業。
周辺の見どころ
コメント準備中。
その他
- 第2回「近畿の駅百選」(国土交通省近畿運輸局)選定駅。