阪急伊丹線の終着駅です。高架の3階に頭端式ホーム1面2線が設けられており、ホームの端を進むとそのまま改札に出られるスタイルになっていますが、改札はホームと直角の位置にあります。下車客を分散させるための配置でしょう。ホームのすぐ脇には駅ビルの3階より上の部分がにょっきりとのびています。
駅コンコースはホームと同じ地上3階にあります。路線バスなどへ乗り換える場合は地平に降りることになるので、駅ビルの中央に設けられている大きなエスカレータを使うことになります。
阪急伊丹駅は、駅ビル「Reita」の中に収まっているため、ちょっと見たところでは駅がすっぽり覆われてしまっており、存在感が薄くなっています。これは、阪神・淡路大震災でかつての伊丹駅が壊滅的な被害を受けたのちに再開発されたためで、JR伊丹駅周辺の発展に対抗するため商業施設を拡充している面もあります。
阪神・淡路大震災で被害を受ける前の伊丹駅は、現在と同様の高架駅でしたが、島式ホームが並び高架下に改札を設けるという中間駅仕様になっていました。これは、阪神の尼宝線計画に対抗して阪急が伊丹から宝塚への特許を取得しており、将来の延伸を考慮したものでしたが、実際には着工されることはなく、震災後には認可申請自体が取り下げられました。
乗り場
確認中。
駅名の由来
確認中。
歴史
阪神急行電鉄が神戸本線と同時に開通させた伊丹線の終点として開業しました(当時は塚口-伊丹ノンストップ)。
1995年1月17日に発生した阪神・淡路大震災で高架駅が倒壊するなど壊滅的な被害を受け、3月11日には伊丹駅の南側に仮駅を設けて新伊丹-伊丹仮駅の運転を再開、伊丹駅が営業を再開したのは1998年11月21日のことで、さらに1999年3月6日には、単線での暫定開業だったところが複線化されました。
- 【1920年7月16日】 開業。
周辺の見どころ
確認中。
その他
- 第2回「日本鉄道賞」(「鉄道の日」実行委員会)受賞駅。