向日市の玄関駅と位置づけられる駅です。『JTB時刻表』(2008年7月号)では駅の代表駅はJR向日町駅となっていますが、これは長岡京市における阪急長岡天神駅とJR長岡京駅の関係と同じく、実態とはかなりずれた判断と考えられます。
相対式ホーム2面2線で、メインの駅舎は京都河原町方面行きホームの十三方に設置されており、十三方面行きホームとの間は地下道で連絡しています。駅出口前には小振りなロータリーがあり路線バスが発着しているほか、カラオケやパチンコなどの店舗、飲食店などが立地しています。ただし商業施設の立地がやや中途半端な印象があり、あまり賑わっているという雰囲気は感じられませんでした。
このほか、十三方面行きホームにも無人の出口があり、乗降できます。こちらは一帯が住宅地となっているため、メインの出口はうってかわって静かな一帯です。JR向日町駅へは歩いて7分ほどの距離ですが、案内表示などはありません。
向日町競輪場の最寄り駅であり、競輪開催日には客層が大きく変わります。なお、開催日には優等列車が臨時停車する場合があります。
停車列車 [2013年12月現在]
準急と普通のみが停車します。
歴史
新京阪線開通時以来の駅です。
- 1928-11-01
- 新京阪鉄道が高槻町-京都西院を開通させた際に「東向日町」駅として設置されました。
- 1972-10-01
- 向日町が市制施行したのにあわせ「東向日」と改称。