西京極駅を出ると阪急京都線はぐっと坂を下って地下に入り、右にカーブすると西院地下駅に到着します。この西院駅から先は、ずっと四条通の下を進んでいきます。
相対式ホーム2面2線から成る地下駅で、改札は西大路四条交差点の角の地上にあります。嵐電(京福電気鉄道嵐山線)に乗り換えるには、地上に出る必要があります。出口はホーム大阪側の端から階段を上った先にあります。
嵐電の電停とは異なり「さいいん」と読みますが、地元では「さい」あるいは「さいん」と呼ばれることも多く、一定していません。
駅の周辺は古くからの商店街となっています。
停車列車 [2017年4月現在]
通勤特急・快速急行が停車します。
- 通勤特急・快速急行・快速 桂 ← 西院 → 大宮
- 準急・普通 西京極 ← 西院 → 大宮
歴史
新京阪鉄道の京都側ターミナルとして、1928年に「京都西院」の駅名で開業しました。当時は地上駅でしたが、京阪電気鉄道に合併した後の1931年3月31日に新京阪線は京阪京都(現、大宮)まで延伸し、この際に京都西院駅は「西院」と改称のうえ地下化されました。
- 1928-11-01
- 開業。
- 2017-03-25
- 嵐電との接続改善のため、北改札口および南改札口を新設[1]。