伝法
でんぽう
Dempo

伝法駅

 築堤上に、2面2線の対向式ホームが設けられています。改札は尼崎方面行きホームの西九条方にあり、両ホームは地下道で連絡しています。駅の施設は全般的に老朽化が進んでおり、阪神全駅の中で、最も“古さ”を感じさせる駅といえます。改札口の脇には築堤の積み石が露出しているうえ、連絡地下道の天井も低く、インターバーンたる阪神電車というよりは、東急池上線に通じる古い私鉄の雰囲気が濃厚です。

 周囲にはマンションや工場などが混在していますが、戦時中の空襲から免れた地域であり、古い民家がそのまま残っているところがそこかしこにあります。

乗り場

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駅名の由来

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歴史

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周辺の見どころ

澪標住吉神社

 駅から東へ、徒歩5分。淀川の河口における航海の守り神として信仰を集め、また明治中ごろまであった澪標(みおつくし)と朱塗りの大鳥居は水運大阪の象徴でした。現在では、集合住宅が建ち並ぶリバーサイドにおける小ぶりなオアシスとなっています。ちなみに、大阪市の市章にも、澪標が描かれています。境内拝観自由。

旧鴻池本店

 駅から東へ、徒歩5分。海運業や新田開発などで財をなした鴻池家のかつての本拠地。アールヌーヴォー洋式を取り入れた木造2階建で、白壁に臙脂の横帯をはりめぐらせた明るいデザインが人目を引きます。内部非公開。

【此花伝法郵便局】駅から東へ、徒歩3分。未訪。

2003年10月13日
2006年1月6日、加筆修正

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