深江を出た普通列車は、ほどなく青木(おおぎ)に着きます。青木という地名は、六甲の中腹にある保久良神社に起源を持つ青亀(あふぎ)からきたといわれ、神が集まるところという意があります。駅の南にある八坂神社が、この伝説を引き継いでいるのでしょう。
深江を出た普通列車は、ほどなく青木(おおぎ)に着きます。青木という地名は、六甲の中腹にある保久良神社に起源を持つ青亀(あふぎ)からきたといわれ、神が集まるところという意があります。駅の南にある八坂神社が、この伝説を引き継いでいるのでしょう。
2面4線から成る地上駅です。駅の東側地下道内に改札口が設けられており、改札から線路の両脇へ出口が通じるという、阪神のスタンダードともいうべき恰好になっています。駅の施設はかなり年季が入っていますが、現在高架化工事が行われており、将来的には大きく変貌するものと思われます。
快速急行と急行、および上りの区間特急が停車します。ひとつ神戸よりの魚崎を通過する優等列車が、この青木に停車する格好になっています。
駅の周辺は住宅地ですが、駅の周辺は阪神・淡路大震災によって壊滅的な被害を受けた地域であり、10年を経過したのちもその爪痕がかなり色濃く残っています。ほぼ全滅状態になった青木市場のほか、高層住宅やスーパー、個人商店なども、特に駅の南側ではほぼ復旧し、新たな町を作っています。ただし、震災前にくらべて、人の出入りが鈍くなっているような印象を受けました。
長らく、長距離フェリー乗り場の最寄り駅でしたが、自動車利用以外の長距離フェリー利用客が減少したうえ、フェリーターミナルの分散化もあいまって、現在では単なる住宅地となっています。
阪神・淡路大震災発生直後、大阪方面から神戸市内へアクセスできる最初のルートが、阪神の梅田-青木だったため、一時的ながら全国的に青木の駅名が広がりました。
区間特急が停車します。
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