横に広い大屋根が印象的

伊賀上野

いがうえの
Igaueno
伊賀上野駅
▲伊賀上野駅駅舎《2008年2月9日撮影》

関西本線における伊賀地域の中心駅です。もっとも、鉄道は上野の市街地から大きく北に離れた位置にあり、上野へは伊賀鉄道に乗り換えることになります。伊賀鉄道とは駅構内を共用していますが、駅はJR西日本が管理しています。

大きい瓦屋根が印象的な木造駅舎が健在ですが、玄関部分に小さな三角屋根が設けられ、外壁が改修されるなど、細部に変更が見られます。

ホームは改札前の片面ホームと、北側の島式ホームの2面から成り、駅本屋前ホームと島式ホームの間は跨線橋で連絡しています。

出口は駅本屋のある南側にのみ設けられていますが、駅前はしっかりした広場があるものの、市街地は形成されていません。駅の北側には工場が立地しています。上野の市街地は、伊賀鉄道上野市駅付近になります。

乗り場

伊賀鉄道の切り欠け式ホームが1番線となっており、連番になっています。2番線が駅改札正面なのですが、改札口で「加茂方面は2番線」などと表示されると、跨線橋を登ってしまいそうです。

駅名の由来

もとの駅名は「上野」でしたが、東京の上野駅と区別するために旧国名の「伊賀」を付したものです。

歴史

関西鉄道が上柘植からここまで延長された1897年1月に暫定的な終着駅として設置されましたが、同年11月11日には関西鉄道は加茂まで延長、中間駅となっています。開業当時の駅名は「上野」で、関西鉄道が国有化されたのちもしばらくこのままでしたが、1916年9月11日に「伊賀上野」と改称して現在にいたっています。

周辺の見どころ

確認中。

◆ 訂正 ◆

  • 文中に、誤って柘植駅の構内写真を掲載しておりました。訂正いたします。なお、当該写真は柘植駅のページにて掲載しています。(2009年6月7日)

【関西本線】 亀山加太柘植新堂佐那具伊賀上野島ヶ原月ヶ瀬口大河原笠置加茂木津平城山奈良郡山大和小泉法隆寺王寺三郷河内堅上高井田柏原志紀八尾久宝寺加美平野東部市場前天王寺新今宮今宮JR難波

《乗り換え》伊賀鉄道(構内共用)

2008年2月22日、写真を追加のうえ加筆修正
2009年6月7日、誤掲載写真を削除

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