峠越えも今は静かに

加太
かぶと
Kabuto

加太駅

 相対式ホーム2面2線から成り、駅本屋は加茂方面行きホームに接しています。亀山方面行きホームとの間は跨線橋で結ばれていますが、ホームが非常に長いこともあって、ホームの端から直接道路へ出入りする人も多いようです。

 駅舎は木造平屋のコンパクトなものです。当然のように無人化されていますが、駅の待合室は清潔で、地元の人による清掃が行き届いているようです。駅は集落の中でやや高いところにあり、駅舎から出ると丘陵地帯に点在する民家、そして名阪国道を見ることができます。なお、加太の中心集落は西へ大きく離れており、徒歩での利用には無理があります。

 隣接する柘植駅との間は「加太越え」と呼ばれる急坂区間で、現在では数少なくなったスイッチバックが健在です(中在家信号場)。

駅名の由来

 加太は「和名抄」にも登場する地名ですが、詳細は不明です。

歴史

 特記事項なし。

周辺の見どころ

 特になし。

(駅周辺には郵便局なし)

2007年2月18日

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